「弥生賞ディープ記念・G2」(5日・中山)

 3番人気のタスティエーラ(牡3歳、美浦・堀)が、好位の3番手から鮮やかに抜け出して重賞初制覇を飾った。サトノクラウン産駒はこれが初の重賞タイトル。父も堀厩舎の管理馬で、15年の覇者。見事な父子制覇達成となった。

 2着は1馬身差で1番人気のトップナイフ、3着には2番人気のワンダイレクトが入った。上位3頭には皐月賞(4月16日・中山)への優先出走権が与えられた。勝ち時計は2分0秒4。

 先週の中山記念のヒシイグアスに続き、堀師とのコンビで2週連続重賞Vを果たした松山は「このような素晴らしい馬に乗せてもらって関係者に感謝しています」と笑顔で頭を下げる。「レースを見せていただいて勝負どころで少しズブさを見せるイメージを持っていたので、すぐに動ける位置で競馬をしました。馬がそれに応えてくれましたね。スローでも折り合いがついていいレースができました。次も頑張ってほしいです」と、さらなる大舞台を見据えていた。

https://www.daily.co.jp/horse/2023/03/05/0016110535.shtml

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JRA
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