【落語】 桂米朝さんの自筆新作落語「犬のくやみ」の草稿発見、30代前半作品か [朝一から閉店までφ★]
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2023/03/04 15:00
上方落語の復興に尽力した人間国宝、桂米朝さん(1925~2015年)が自筆で記した新作落語の草稿が見つかった。存在が知られていなかった作品で、全集にも収録されていない。30歳代前半の作品とみられ、古典落語の発掘や継承に力を入れた米朝さんの若き日の違った一面が垣間見える。
タイトルは「犬のくやみ」で、わら半紙1枚にびっしり書かれている。社長の飼い犬「トム」が死に、通夜に訪れるサラリーマン(社員)の様子を皮肉っぽく描く。
整った会話文ではなく、「犬狂ひ、坊ちゃんとかぼんぼんとか 云(い)う」「住んでる家、犬小屋の方がまし」などと筋やセリフを箇条書きしている。
米朝さんと半世紀の交流があった兵庫県姫路市の落語研究家小澤紘司さん(78)が昨秋、尼崎市の米朝さん宅で、書棚の資料整理中に発見した。
裏面には、米朝さんの代表作「 地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ) 」の初演(1958年)にあたり書き留めたとみられる記述があり、同時期の作品と推測される。
米朝さんは古典を重んじる一方、新作も手がけたが、今回の作品は専門家の間でも把握されておらず、実際に高座にかけたかどうかも不明という。
小澤さんは「米朝さんの新作は古い時代設定が多く、サラリーマンなど当時の世の中を反映している点は目新しくて面白い。
既に勢いのあった時期だが、新しいテーマにも挑戦しようとしたのではないか」と話す。草稿を基にした落語は、近く一門で上演される予定。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20230304-OYO1T50018/ 俺は落語ファンではないけど
最近の落語家は古典を上手くやる技術ばかり磨き
客を笑わせようとする人が減っていると思うよ
亡くなった桂枝雀や春風亭柳昇は今聴いても笑える >>2
死んだ枝雀の落語Youtubeを観て
桂宮治が落語家を志したくらいだからなぁ >>5
米助さんは桂米丸の弟子で
江戸落語の落語芸術協会の所属
だから直接の関係は無い(めっちゃ溯れば繋がってるかも) 鶴瓶と笑瓶のように米朝と枝雀も師弟関係とはいえ歳が近いんだか。弟子が先に鬼籍となったのも同じ >>2
落語には時代の波があって一昔前の方が新作に逃げたと言われて揶揄されてたけど今の方が新作に取り組んでる人の方が多い
そして新作ばかりになると今度は古典に逃げたと揶揄される、そういうスパイラルがややある そういえば、アンドロイドって今どこで保管されてんだろ? 以前通勤中に米朝師の地獄八景聴いててバスの中でうっかり「汚ねぇっ!!」って叫んじゃったことがある
シラミのところ >>6
米朝の弟子は桂米輔
米丸の弟子がヨネスケこと桂米助 米朝さんの京の茶漬け絶品だったなぁ
江戸前とは違った小粋さがある 「動物園」って米朝さんの創作なのかな?
虎の剥製を着てバイトするやつ >>11
そういえば最近ヨネスケテレビ出てる?元気なのかな 吹田で息子の落語聞いたけど良かったわ
枝雀が自死したから適当な跡目がいないねぇ
上方で有望、笑えるのは誰がいる?
柳家三三、春風亭一之輔、瀧川 鯉八、神田伯山(講談)
に引けをとらないのは? >>18
染丸
染二
雀々
あたりは面白くてうまい印象 >>16
20世紀の初めに活動した二代目桂文之助という人が元は外国のジョークを落語にしたとか >>21
みんなおじいちゃんやん…
いや、面白いけどさ、次世代せめて40台とかいないのかな? >>2
せっかく漫画をアニメ化しても
原作に忠実にしろしろ言う奴ばっかりだな ツルゲーネフの
あひびきが江戸弁翻訳
初恋が現代語訳
あひびきが江戸弁翻訳しかないのは
翻訳した文豪先生の顔を立てている
のか、内容が不倫ものだからなのか。 何年か前に姫路市で桂米朝展ってのがあったから観に行ったら玄関で米朝さんが来場者出迎えててびっくりしたわ
兵庫県の学芸員されてる息子さんが米朝さんの生き写しなんだな 大阪の落語家はあまり好きになれないんだけど
この人だけは好きだったな。品があった >>2
みんな古典を古い話と解釈しすぎ 。
現代でも変らぬ価値観共有できるものこそ古典落語。
そういう意味では新作である志の輔みどりの窓口なんか共有できなくなっているしな。
まあ回り回ってっていう価値観は共有できるかもしれんが。 最近の上方で注目を集めてるのはNHKの新人落語大賞で優勝した桂二葉じゃないの? すごく不思議なんだがなんで上方落語って四散しちゃったの?
なぜ江戸みたく大事にされなかったんだ? 上方は漫才や喜劇が笑いの主流になっていったからね
江戸は色物差別が激しかったから漫才師はなかなか人気出なかった >>37
四散したのって漫才の登場以前の話じゃないの? >>38
いや吉本が落語の席亭を買い取って漫才を売り出したのは明治~大正期 >>39
多分四散したのって江戸末期から明治大正にかけてだよね。
明治の漫才ってのは知らんけど >>41
いや戦時と戦後だよ
戦時は落語が厳しく取り締まりを受けた上
空襲で大阪の中心部は大ダメージを受けた
で寄席が維持出来なくなった
江戸落語は座敷芸だからお座敷さえあれば寄席が無くてもいいけど
上方落語は大道芸だから賑わう場所や舞台が必要だった >>42
文字くらいはあったでしょ。
人形浄瑠璃の台本が残ってるんだから >>43
落語は口伝だからな
言い方悪いけど利権に近い >>44
本当に?落語って書き残されてないの?
にわかには信じがたいんだが 尼崎というとよその人間は十把一からげにするが
米朝師匠の住んでた武庫之荘は高級住宅地で
弟子の吉朝師匠が住んでた南武庫之荘は中級住宅地で
俺の住んでる西北武庫之荘は家賃7,000円だ 江戸上方どちらも同じだけど落語は「師匠」から口伝されていないものを高座で掛けてないはいけない不文律がある
他の人のを聞いたり文字を読んで覚えたものはダメ
だから「師匠」は別格の権威を持っていた
但しこの場合は必ずしも直の師匠じゃなくても一門ならある程度教わる事は許される >>45
書き残す試みはやっていると思う。
けど高座に掛けるとなると口伝え
という不文律がな。
ここらへんは天海と最澄の対立まんまで草。 >>48
いやそれを遅まきながらやったのが米朝やんでしょ。
江戸落語のように体型だって本にして残すということをしてこなかったから、
書いたものが四散してしまったのだと思うわ。
もったいない 明治に入って速記術が日本に入ってきてから
落語の口演が記録されるようになった
かの三遊亭圓朝の口演の記録が
明治の言文一致運動に影響を与えたとか 米朝さんの替わり目が好きでね
酔ってうどん屋さんに語る友人の娘の結婚の日のとこグッとくるんだ俺 >>6
初代文枝
初代文團治(初代米丸)
七代目文治(二代目文團治、初代米喬、初代米團治)
三代目文團治(二代目米團治、初代米朝)、初代春團治、小文治(二代目米丸)
系図を見ると文團治系は三代目文團治、初代春團治、東京に行った小文治
の三系統が残って米丸の名前は東京で使われるようになったんだな >>39
三友派(月亭一門、文團治一門、笑福亭一門など)が桂派(文枝一門など)を吸収して
花月派(吉本)が反対派、三友派などを吸収して
上方、大阪の演芸界は吉本が支配していったんだな。
吉本は安来節、漫才に力を入れるようになって
落語の扱いを悪くしたので五代目松鶴は吉本を辞めたんだな。 >>18
林家菊丸が好きだけど、世間的には有望株と見られてないだろうな >>34
古典でも笑わしてくれるならいいんだよ
でも気取った落語家で何か勘違いして、笑いがないのがいる
圓楽が生前面白くもない人情噺やってるのを見て、はぁ?と思ったわ >>57
大体、久保万と安鶴のせい。
圓生が落語をレコーディングしたのは資料としては評価できる。
けどそれを変に芸術みたいにしちゃったのはなぁ。 >>7
米朝は弟子の米左に「あれだけ弟子が先に死んだ人はおらん」と言われるレベルで弟子に先立たれてる 桂雀々というのがよく分からない存在。どう東京に受け入れられているのか。少なくともずっとあっちで居るから、俗に言えば“食っていけている”わけで。
鶴光は、なるほど上手いと思えた。 >>61
ヨネスケのYouTubeチャンネル見たらどうだろう >>57
古典落語で嘲笑わせる噺家も沢山いるよ
つか、いま東京で落語会で売れてる噺家は大体が基本的に古典派
古典と新作を半々でやって売れてるのは志の輔と喬太郎くらいじゃないかな >>18
上方にも笑える噺家はいるよ
笑福亭福笑、露の新治、桂雀三郎、笑福亭松喬、月亭文都、桂かい枝、桂よね吉、なんかはきっちり笑わせる落語も得意な人達
四十代なら桂雀太、笑福亭喬介、桂佐ん吉なんかは実績もあるし将来も有望だよ >>34
みどりの窓口、先日初めて聞いたけどクソもおもしろくなかった
ていうか新作が嫌い、どれもおもしろくない
一文笛も微妙だし、これも期待できない
米團治がやるのかな、やらなくていいんだけどな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています