ブンデスリーガ第23節、ボーフムvsシャルケが4日に行われ、0-2でシャルケが勝利した。ボーフムのFW浅野拓磨は72分までプレー、シャルケのDF吉田麻也はフル出場、MF上月壮一郎は欠場している。

前節ブレーメンに完敗した17位ボーフム(勝ち点19)は、浅野が[4-2-3-1]の右MFで引き続き先発となった。

一方、前節シュツットガルトとの日本人対決を制して再開後初勝利とした最下位シャルケ(勝ち点16)は、吉田が引き続き[4-2-3-1]の右センターバックでスタメンとなり、上月は3試合連続負傷欠場となった。

ボーフムが押し込む入りとなった中7分、左サイドからのダニーロのクロスにホフマンが合わせる決定機を演出。これは枠を捉えきれなかった中、続く21分にも好機。ショートカウンターに転じた流れからアントウィ=アジェイがGKと一対一になりかけたが、シュートはフェールマンのセーブに阻まれた。

前半半ば以降もボーフムが押し込むと43分、浅野が左足ミドルでGKを強襲。しかし45分、シャルケが先制する。右サイドをサラサールが突破して上げたクロスが混戦を生んで最後はGKリエマンのオウンゴールを誘った。

1点を追う展開となったボーフムは迎えた後半、前がかる入りとした中、右サイドの浅野が何度か縦に仕掛けて打開を狙っていった。

すると69分に同点のチャンス。アントウィ=アジェイがボックス右に侵入しGK強襲のシュートを浴びせた。

しかし79分、シャルケに追加点。CKのサインプレーからバルターがシュートを蹴り込んだ。

83分、FKからK・シュロッターベックがネットを揺らすもVARが入ってオフサイドがあり、ノーゴールとなったボーフムはそのまま0-2で敗戦。

裏天王山を制して連勝としたシャルケが最下位を脱出している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f6c7310f1caeea56c7e7a4b539b182b3eecc65b3