麻央が真央を超えた。女子で初出場の島田麻央(14=木下アカデミー)がフリーで152・76点をマークし、合計224・54点で金メダルを獲得。14歳4カ月で頂点に立ち、05年大会を制した浅田真央(14歳5カ月)を上回り日本勢最年少優勝となった。

 フリーでは3回転半を完璧に成功。4回転トーループも着氷したが、わずかな回転不足を示す「q」判定で出来栄え(GOE)がマイナスとなり、国際連盟(ISU)公認大会で日本女子初の4回転トーループ成功にはわずかに届かなかった。

 母が浅田真央さんのファンだったことから「麻央」と名付けられ、5歳でフィギュアスケートを始めた。さらなる上達のため、小学5年だった20年2月に母と妹の3人で京都へ引っ越して木下アカデミーに所属した。

 「フィギュアスケートは、1回転が跳べたら2回転、2回転を跳べたら3回転と限界がない。努力に限りがないところが好き」。今大会のSPを終えた後、会見でそう語った。指導する浜田美栄コーチも「調子が悪いときでもよく練習する」と称えるほどの頑張りが、その才能を支えている。

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