2月25日に開催されたラ・リーガ第23節で、久保建英が所属する3位のレアル・ソシエダが、19位に沈むバレンシアと敵地で対戦した。
 終盤のオウンゴールで1―1の同点に終わった前節のセルタ戦でアシストをマークし、3戦連続のマン・オブ・ザ・マッチに輝いた久保は、4−3−3の右ウイングで先発出場を果たした。

 ソシエダは17分、前節に先制点を決めたオジャルサバルが、右サイドからシュートを狙うも、GKに阻まれる。その後は出足の速いバレンシアのプレスに苦しみ、なかなかチャンスを創り出せない。

 迎えた40分、カウンターを浴びると、敵の左サイドからのクロスをクリアしようとしたスベルディアが自陣のゴールに流し込んでしまう。2試合連続のオウンゴールでリードを奪われる。

 前半アディショナルタイム、厳しいマークに遭う久保とのパス交換から主砲セルロトから狙ったシュートは枠を外れる。
 
 4−3−1−2にシステムを変更した後半、ソシエダが押し込む。53分には、トップ下にポジションを移した久保のクロスにファーサイドでセルロトが合わせるも、うまく捉えられない。

 その直後にはCKから一気にカウンターを浴び、カスティジェホにシュートを浴びるが、GKレミロがセーブ。そのこぼれ球を狙ったシュートは枠を外れる。

 ソシエダは73分に二枚替え。久保とメンデスを下げて、カルロス・フェルナンデスとイジャラメンディを投入する。

 しかし、この交代も奏功せず、このまま0−1で手痛い敗北を喫した。

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