「BreakingDown7」(19日、幕張メッセ)
 総合格闘家の朝倉未来がプロデューサーを務める1分1ラウンドで争う格闘技イベントが開催され、BDファン待望の一戦となった第27試合は、“アウトローのカリスマ”瓜田純士がバン仲村を延長の末、判定5-0下し、長年の因縁を精算した。
 下馬評ではバン仲村が優位とみられていたが、激しい応酬の1分間を終え、延長に入ると、ゴングとともに飛びかかってきた仲村に、瓜田が渾身の右ストレートを合わせて、ダウンを奪った。その後、攻勢に出てきた仲村だったが、終盤再び瓜田が右でふらつかせて、勝利をもぎとった。試合後は、田中大貴アナウンサーも涙声。2人も涙で抱き合い、試合後、瓜田は「昔、大事なものを光(仲村)から奪って、心を傷つけたまま10年が経ってしまった。今日はお互い拳で語り合えてよかった。この舞台を用意してくれたことに感謝します。光という最高の友が俺の誇りです」と、語った。

 第5回大会のオーディションで、かつて瓜田を「ボコボコ」にして逮捕されたというバン仲村が登場し、「純士、久しぶり」と、対面シーンから始まった2人のBDでのストーリーが完結した。

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