THE DIGEST編集部
2023.02.11

　現地２月８日、パリ・オリンピック組織委員会は、来年開催される夏季オリンピックのピクトグラムを公開。五輪公式ツイッターによるピクトグラム画像の投稿には、様々な意見が寄せられている。

　ピクトグラムは前回の東京五輪では、初代の1964年東京五輪のものをベースに競技者の動きをシンプルに表したデザインに回帰。開会式でのピクトグラム50競技実演のパフォーマンスとも相まって世界的に好評を博した。

　今回のパリ五輪では、またピクトグラムを含むビジュアル・デザインが一新され、五輪公式サイトによれば、「それらはフランスらしい上品さと色彩を持ち、フランスの都市に見られる石畳を表わすものとなっている」という。その中で各ピクトグラムは「対称軸、路地の描写、スポーツの表現という３つの要素で構成されている」と解説されている。

　また、五輪公式ツイッターは９日、「@Paris2024のピクトグラムがすごい！　あなたのお気に入りはどれですか？」との文面とともにピクトグラムの画像を投稿。フォロワーからは「素敵ですね」「素晴らしい」「全部好き」「スーパーグラフィック。いいですね。ブラボー！」という称賛の声もあれば「ホッケー」「セブンスラグビー」「フットボール」などとお気に入りのピクトグラムを挙げる声も。

　しかし一方では、「芸術的だが、特定するのは難しい」「このデザインから一つのスポーツを想像することはできない」「あまりにもバロックで、明確ではなく、とても混乱する」「すべてが紛らわしく惨めに見える」などとデザインに苦言を呈する声もあり、なかには前回東京五輪のピクトグラム画像とともに、「すべてが完璧だった時を思い出して」という投稿もあった。

　賛否両論が聞かれるパリ五輪のピクトグラム。はたして今後、大会が近づくにつれて広く受け入れられるデザインとなるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

https://pbs.twimg.com/media/FodWF-6WYAEPJ52.jpg
https://twitter.com/Olympics/status/1623361479750680576?s=20&t=vI8ScBjjua8M34f4tSb3Jw

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