アイントラハト・フランクフルトとの契約が今シーズン限りで切れる、日本代表MF鎌田大地(26)を巡る争奪戦にビッグクラブが続々と名乗りをあげると、複数のヨーロッパメディアが報じた。ボルシア・ドルトムントやトッテナム・ホットスパー、バルセロナなどの動きが報じられた鎌田にさらに興味を抱くクラブとしてマンチェスター・シティやリバプール、さらにリオネル・メッシやキリアン・エムバペが所属するパリ・サンジェルマンの名前も浮上。移籍金なしで交渉できると見られる鎌田が、今夏の移籍市場における主役候補に躍り出そうだ。

リバプール、マンチェスターシティが興味

 ヨーロッパメディアの間で、以前にも増して「KAMADA」の名前が飛び交い始めた。プレーヤーとしての能力に対する高評価だけでなく、所属するフランクフルトと鎌田の契約状況も加わった相乗効果として、今夏の移籍市場で主役候補に躍り出そうな勢いを見せている。
 移籍に関する情報を多く扱っているイギリスメディアの『90MIN』は、今夏へ向けた鎌田の動向を注視しているプレミアリーグのクラブとしてリバプール、マンチェスター・シティ、トッテナム・ホットスパー、ニューカッスル・ユナイテッドをあげた。
 このうちリバプールとマンチェスター・シティの名前は初めて報じられた。同メディアは鎌田のプレー写真が添えられた短い記事のなかで、次のように言及している。
「昨シーズンのヨーロッパリーグ制覇に貢献した、フランクフルトの主力スター選手の一人である鎌田は今シーズン限りで契約が満了を迎え、彼の獲得を望むクラブとフリートランスファーについて話し合える状況にある。さまざまなクラブが彼の状況を注視し、26歳の日本代表選手に対してオファーを出すかどうかを検討していると、われわれは理解している」
 さらにマンチェスターの地元メディア『Manchester Evening News』も、マンチェスター・シティの動きを取り上げながら「プレミアリーグの他のトップクラブと、競争に発展する可能性がある」と報じた。さらに他国のクラブの動きとしてラ・リーガのバルセロナ、そしてリーグアンのパリ・サンジェルマンも「アプローチを検討している」と続けた。
 バルセロナに関しては1月下旬の段階で、同チームに関するニュースを数多く報じているスポーツ紙の『Mundo Deportivo』がスクープとして鎌田に対する関心を報じた。記事のなかではバルセロナの動向や鎌田の今後について、次のように言及されていた。
「われわれが確認したところでは、獲得候補にあがっている選手の一人に鎌田大地がいる。フランクフルトに所属する26歳のプレーメーカーをバルセロナが追っている。ドイツ国内では、今シーズン限りで鎌田がフランクフルトを退団するのは確実だと見られている」
 しかし、フランス代表キリアン・エムバペ、ブラジル代表ネイマール、そしてW杯カタール大会を制したアルゼンチン代表リオネル・メッシのFWトリオを擁するスーパースター軍団、パリ・サンジェルマンの名前が報じられるのも初めてとなる。
 鎌田の動向を巡る報道で、プレミアリーグ勢やバルセロナ、そしてパリ・サンジェルマンと、ヨーロッパの名だたるビッグクラブの名前が取り上げられるのはなぜなのか。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/c9bf09818e509512e8b923aeeecef93669fa7846