AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3450584
2023年2月9日 11:28 発信地:ストックホルム/スウェーデン

【2月9日 AFP】スウェーデン・オリンピック連盟(SOC)は8日、2030年冬季五輪・パラリンピック招致の検討を行うと明かした。

スウェーデンは26年大会の招致にも立候補していたが、イタリアのミラノ(Milan)・コルティナダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo)に敗れていた。SOCのアンデシュ・ラーション(Anders Larsson)会長代行は、今後数か月の間に「予備調査」を実施し、招致を進める可能性を判断するとしている。

30年冬季五輪は札幌市も招致を目指しているが、21年夏に行われた東京五輪の汚職スキャンダルを受け、招致活動の見直しを決めている。

また立候補の撤退も相次ぎ、現在他に招致レースに残っているのは米ソルトレークシティー(Salt Lake City)のみとなっているが、そのソルトレークシティーも28年にロサンゼルスで夏季五輪が行われることから、34年冬季五輪の開催を希望する考えを示している。

IOCはもともと今年中に開催地を発表する予定だったが、気候変動による課題を理由に決定を24年まで先送りにしている。(c)AFP