自分の存在を確認もされたくない――。東京五輪開会式に出演するなど、さまざまな舞台で活躍する
お笑いタレントのなだぎ武さん。しかし中学時代に暴力を含む壮絶ないじめに遭い、その後、引きこもり状態にも陥りました。
当時、どんなことを感じていたのか、つらい状況から脱したきっかけを、YouTube「たかまつななチャンネル」で聞きました。
(笑下村塾・たかまつなな)

「芸人になれるタイプではなかった」いじめを乗り越えられた理由とは?【なだぎ武・いじめ】
https://youtu.be/qSBcpJGk6qM

ーー明るくて面白いイメージのなだぎさんですが、いじめや引きこもりの経験があると聞いて驚きました。
いじめに遭っていたのは、いつ頃ですか?
中学校に入ってからですね。中学に入ってから太り始めたんですよ。そこで「デブ」といじられ出して
徐々にいじめが始まりました。
気がついたら、自分のものが隠されているとか、お弁当を開けたら砂を入れられているとか。
さらにエスカレートして、暴力を受けるようになりました。

ーー暴力ですか。
ホウキで殴られたりしましたよ。掃除をしているとき「ああ、手が滑った」とか言われて、パーンって。
今考えればなかなかハードなことをされていましたね。

―ーひどいですね。それでも学校には行き続けたんですか?
親に心配をかけたくなかったんですよね。休むとなれば「なんでや」となって
理由を言って大ごとになるのも嫌やったんですよ。
できる限り現状を維持したい思いがあって、やられるがままでしたね。

ーー先生はいじめに気づかなかったのですか?
これがまた気づかないんですよ。今の時代だったら、少しの変化にも気づいて
手を回してくれる先生もいるんだろうと思うのですが、昭和世代の人間なのでね。
ちょっと怪我していても「転んで怪我したんやろ」くらいの扱いなんですよね。
しまいには先生からもいじられ出したんです。
修学旅行で、山を登っているときにみんなで歌を歌うことになった。歌のサビの部分を先生が「なだぎはデブ」って
替え歌にしたんですよ。

続きはソースで ウイズnews 2023/01/29
https://withnews.jp/article/f0230129000qq000000000000000W0fp10101qq000025450A