「ウルトラマンレオは崖から落とされたり、滝に打たれたり、
ジープに轢かれそうになったりと、とにかく過激なシーンが多かったんです。
僕は少林寺拳法をやってたから、体を酷使するのはドンとこいだった。
三千人の応募者の中から、なぜ僕が選ばれたのか
おわかりでしょう、ハハハ。

20年以上たった今でも『ウルトラマンレオの真夏さんですか?』って
声をかけられる。みんなの印象に残る、素晴らしい番組だったんですね。
ただ、三十代までは『またか!』って思いが強かった。
あれからというもの、健全無害な二枚目役しか
来ませんでしたし。今?今は完全に吹っ切れました」(真夏竜氏)