1/20(金) 5:00配信

 日本バレーボール協会の川合俊一会長は19日、オンライン会見で、全日本高校選手権で、女子3連覇が懸かっていた就実(岡山)が新型コロナ抗原検査で陽性者が出たため今月5日の2回戦を欠場したことに関連して、関係者への聞き取りを行っていたことを明らかにした。

 川合会長は、陽性反応が出た選手2人に対しての抗原検査について「1回目の検査では薄い(陽性)反応だったので、もう1度検査をしようということになって、再度、検査して、陽性だったということです」と話し、その結果、大会規定の1人でも陽性者が出ると欠場という決定に至ったと説明した。

 就実がその後行ったPCR検査では陰性だったことで、同校の西井泰彦理事長は「検査のやり方や規定を見直してほしい」と大会事務局に改善を要望している。川合会長は「(コロナに対して)うまくいったルールと今回みたいな逆のこともある」と今後の検討課題にする意向を示した。

報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/61551f26560d7af18b0801488cb11b50dbe03204