吉永小百合、「歌手60周年記念BOX」で坂本冬美とコラボ「私の宝物です」
2023年1月17日 4時0分スポーツ報知
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記念BOXに使われる吉永小百合のジャケット写真
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コラボレーションした坂本冬美(左)とのツーショットがジャケットのDISC5
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吉永小百合60周年記念BOX
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 女優の吉永小百合(77)が、3月13日の誕生日に歌手デビュー60年を記念した「吉永小百合60周年記念BOX~星よりひそかに 雨よりやさしく~」(ビクターエンタテインメント、税込み1万3200円)を発売することが16日、分かった。

 CD5枚組みで、中でも吉永が「じっくり味わって聴いていただきたい」と話すのがDISC5の吉永(語り)と坂本冬美(55、歌)の意外なコラボレーションだ。吉永のデビュー曲「寒い朝」と「夢千代日記」を坂本が新録音で披露している。吉永は日本を代表する作曲家・吉田正さんの門下生。2021年の生誕100年記念コンサートで坂本の「夢千代日記」を聴き、「説得力ある表現があまりにすばらしくて、胸が熱くなった」という。

 直々の指名でコラボが実現。昨夏、レコーディングが行われた。吉永は「私の宝物になりました。本当にありがとうございます」と感謝。坂本は「こんなすごい記念アルバムに私ごときが参加していいのか」と謙遜しつつ、「言葉では言い表せないほど、一生の宝物になりました」と互いに“宝物合戦”に。実は吉永は坂本の代表曲の一つ「夜桜お七」がお気に入り。「カラオケでうまく歌えるようになりたい」という。

 吉永は児童合唱団で歌の楽しさを知り、女優デビュー後は出演映画の主題歌も数多く歌ってきた。橋幸夫(79)とのデュエットで大ヒットし、レコード大賞も受賞した「いつでも夢を」でも知られる。今回のBOXでは同曲を含め、厳選された数々の名曲を収録。DISC4ではライブ音源も初収録されている。「ライブ音源は恥ずかしさもあるのですが。全国縦断もしたり人との出会いも新鮮で、映画の現場とは違うおもしろさがありました」と懐かしむ。

 当時は、女優業だけでも多忙を極める中での歌手活動。「『寒い朝』をレコーディングして60年たちました。吉田正先生のお宅で何度もレッスンしていただいたこと、素晴らしい楽曲に胸が躍ったことなど今も鮮やかによみがえってきます」と語った。

 ◆100ページブックレット 記念BOXには、約100ページとボリュームたっぷりのブックレットが付く。収録全曲の歌詞を始め、シングル・アルバム両ディスコグラフィーやバイオグラフィー、映画出演作のリストも掲載。オールカラーで構成され、シングル盤ジャケットや映画ポスターなど写真類も充実している。この冊子を手にCDを聴けば一層、追憶の世界に浸れそうだ。

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