1/9(月) 19:36配信

 いかにもビッグボスらしいフライング!? 日本ハムの新庄剛志監督(50)が9日、ソフトバンクへFA移籍した近藤健介外野手の人的補償として、「た」から始まる投手が有力候補だと思わず口を滑らせた。千葉・鎌ケ谷の球団施設でのスタッフ会議では決定には至らなかったが、この投手を軸に最終調整するとみられる。

 意気揚々と年明け初めて公の場へ姿を現した新庄監督は、人的補償の核心に自らふれた。「『この選手出すの?』っていう選手が投手3人、野手1人いた。野手は結構整っている。やっぱり投手かな」と投手を獲得する意向を示した。

 意中の選手にも踏み込み「球のスピードは彼なんだけど。体の状態があれだからこの選手かなっていうのも。迷いましたよ。ビデオはもうすり切れた。大学時代から見たから…。その大学時代に復活できるのかどうかっていう見極めもね。そこはもうコーチの指導で」と特徴を列挙。最後に「最初の文字が『た』かな?」と付け加えた。

 「速球派」かつ「大学時代への復活」がキーワードとなると該当者は限られ、おのずと田中正義が最有力候補に。スタッフ会議後、新庄監督は人的補償について「ヒ・ミ・ツ」と言葉を濁したが、稲葉GMは「球団側と監督が思っていることは合っていた」。獲得する選手は近く正式発表される。

中日スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/b250d97d431115d9350ec206172509ecf8eea0cf