2022年紅白歌合戦。時間の長かったパフォーマンス順。

1;10分00秒 桑田佳祐 feat. 佐野元春,世良公則,Char,野口五郎★

2;7分09秒 VAUNDY(バウンディ)

3;6分50秒 ディズニースペシャルメドレー ★

4;5分56秒 安全地帯★

5:5分32秒 松任谷由実 with 荒井由実★

6;5分31秒 MISIA

7;4分43秒 福山雅治

8;4分17秒 あいみょん

9;4分09秒 藤井風

10;4分00秒 星野源

(★印は「企画」もの)

これが2022年にNHKが大事にした歌唱およびパフォーマンスである。

VAUNDYはソロで歌った部分が3分40秒、後半、milet(ミレイ)とAimer(エメ)と幾田りらを加えて4人で歌った部分は3分14秒、通しだと7分を越えていた。(ただ、前半部分は白組の歌手、後半は紅組の歌手に分けられていた)

また純烈が出ていた時間を一本と見ると4分を越えて長いのだが、実質、純烈パートと有吉&ダチョウ倶楽部パートに分かれていたので、純烈が1分32秒、有吉が2分37秒と別々にランキングしている。

長いほうから数えて11組目はもう3分台になるわけで、あとは3分台がそこそこと(14組)と2分台がずらっと(24組)並ぶことになる。

1分台はNiziUは1分52秒と、純烈1分32秒の2つあった。

NHKの推しは「VAUNDY、あいみょん、藤井風、星野源」
5分以上の企画ものが4つあって、これで28分を越えている。

また最終歌唱の「MISIAと福山雅治」は二人合わせて10分、という時間配分だったようだ。

それを差っ引くと、NHKが時間的に優遇していたのは、まずVAUNDY(バウンディ)、あとは、あいみょん、藤井風、星野源ということになる。

この4人が、いまのNHK一押しということではないだろうか。

VAUNDY、あいみょん、藤井風、星野源だ。

2022年、NHKとして「幅広く聞かれる歌手」として認めていたのはこの4歌手だったとおもわれる。

60歳台のパフォーマンスが長いという日本の実情

ただ「企画ものとして平和に歌っている歌手」のと「白組戦士、紅組戦士として戦って歌っている歌手」の違いは、いちいち司会者が区分けてくれていない。

見ているほうは、区別せず、同じように見てしまう。

その場合、企画モノ4本で28分というのは、かなり長く感じる。

(NiziUの15本ぶんである)。

桑田佳祐、佐野元春、世良公則、Char、野口五郎、安全地帯、松任谷由実という一団で30分近かったのだ。

みんな1950年代生まれの歌手たちで、60歳台である。

その世代がもっとも幅を利かせていた紅白歌合戦だったと言えるだろう。

歌手集団として見ると、年齢層はかなり高めである。

たぶん、日本の実像を反映しているのだ。しかたない。

でも、紅白見ていて楽しいのは、若い歌手でも出演者はいつも嬉しそうにしているところである。

そういう姿を見ていると、年末向けの番組だなとおもう。

リアルタイムで見ないとほぼ意味を持たないところも、紅白の不思議な魅力だろう。

全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/byline/horiikenichiro/20230101-00331207