「文春オンライン」

■2018年2月には秋元康と“ロサンゼルス視察”

しかし平手が所属していた事務所「Seed & Flower」内部からは、今回の移籍についてネガティブな意見も漏れ聞こえてくるのだ。
「最初から最後まで平手には振り回されっぱなしでしたね」

 事務所関係者はそう嘆息するが、その言葉通り、直近では「週刊文春」(12月29日号)で蜷川実花監督の新作映画を撮影2日目にしてドタキャンしたと報じられている。今回の移籍もまさにこのトラブルの最中のことだった。

■過去の平手バックレ「欅坂46幻の9枚目シングル事件」

 グループ在籍中から平手の“ドタキャンエピソード”は数知れず。前出の事務所関係者は、「“欅坂46幻の9枚目シングル事件” を思い出しますよ……」と当時を振り返った。

 欅坂46が最後にリリースしたシングルは、2019年2月27日に発売した8thシングル「黒い羊」。配信シングルやアルバムは別として、欅坂が活動に終止符を打つ2020年10月まで新曲CDはリリースされていない。

これには平手の“一存”や“MV撮影バックレ”が影響していたという。

「欅坂の9枚目シングルとして、実は2曲録っていたんです。1曲目はMVもすでに撮っていた。例のごとく平手がセンターを務めた曲で、全体的にダークな雰囲気のものでした。ですが平手が納得いかず、この曲で進めることに対して首を横に振ったんです。結果その曲はお蔵入りし、楽曲の変更を余儀なくされました」(同前)

 1曲目の代案としてあがったのは、欅坂46として最後にリリースしたベストアルバム「永遠より長い一瞬~あの頃、確かに存在した私たち~」に収録されている「10月のプールに飛び込んだ」だったという。

 しかし2019年10月23日にまたしてもトラブルが起きる。同曲のMV撮影を行った時のことだ。

■「またか…」度重なるバックレにメンバーはうんざり

「撮影当日、メンバーや制作陣が集まり準備を進めていたのですが、センターの平手が現場に来なかったんです。驚きや心配というよりも『またか……』という空気でした。結局、この曲もシングル曲としてリリースすることができなかった。

 後に運営代表の今野義雄さんからメンバーに対して、『歌詞や世界観を本人がどうしても表現できない』と平手がドタキャンした理由を説明しています。メンバーたちも『このままじゃずっと新曲をリリースできないよ』と平手に対して不満が噴出していました」(同前)

 しかし平手は事務所から咎められることなく、変わらず特別扱いされ続けたという。

■「まるで女王」前事務所にはそう皮肉る関係者も…

「それだけに今回の移籍は『後ろ足で砂をかけるようだ』と怒っている人もいますよ。彼女の将来を考えると移籍はプラスだという人がいる一方で、怒りの声を上げている人たちも少なくない。現場は彼女の気分に左右されてしまうので、機嫌を損ねないようにと常に顔色を覗い、気を遣ってきた。それなのに『気に入らない』と、数々のマネージャーが平手の担当を外されました。まるで“女王”だと皮肉る人もいます。
 しかも蜷川映画のドタキャンは『Seed & Flower』在籍中のことですから。問題を起こすだけ起こして、内々では移籍を決めていた。今回の移籍で、恩を仇で返されたように感じている人もいます」(同前)

 平手が特別扱いされてきた背景には、秋元康の存在が大きいという。関係者は秋元、平手2人の関係を横目で見ていたからこそ、平手の言動については「目を瞑るしかない」状況だったのだという。

「秋元さんが平手を寵愛しているのは明らかです。平手は現場を飛び越えて秋元さんと密にやり取りしているので、平手に物申すことは秋元さんに物申すことと一緒のようなもの。スタッフにも生活がありますから、秋元さんからバツがつくことは避けたい」(同前)

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https://bunshun.jp/articles/-/59898

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