W杯でのパフォーマンスにより評価上昇、セリエAへのステップアップ移籍浮上

ポルトガル1部スポルティングの日本代表MF守田英正にイタリア1部の名門ラツィオ移籍の可能性が浮上しているなか、
イタリア紙は去就動向に注目。マウリツィオ・サッリ監督が求める人材であることを指摘したうえで、現有戦力の退団が決まれば「道が開かれる」と見解を伝えた。

守田は日本代表の一員としてカタール・ワールドカップ(W杯)に臨み、グループ初戦のドイツ代表戦を除く、3試合にスタメン出場。
日本は悲願のベスト8入りを逃したものの、守田のパフォーマンスは注目されていたという。
イタリアメディアの報道では、ラツィオを率いるサッリ監督の関心を引き、
同監督は関係者に獲得を依頼。ポルトガルメディアによると、スポルティングとは4500万ユーロ(約64億円)の放出条項によって保持されているものの、
2000万ユーロ(約28億円)での移籍が協議できる状況とも指摘されている。
そうしたなか、イタリア紙「Quotidiano Nazionale」は守田のラツィオ入りに触れ、
W杯でのパフォーマンスやスポルティングでUEFAチャンピオンズリーグに出場経験があることから
「ラツィオにとって完璧な補強となるだろう」と指摘。
今冬に退団が噂される元スペイン代表MFルイス・アルベルトの去就次第では「サッリ監督が新戦力として求める特徴を備えた守田に道が開かれることになる」と伝えている。
守田は今夏、ポルトガル1部サンタ・クララから名門スポルティングへ加入。
W杯を経て欧州5大リーグの1つに数えられるセリエAへのステップアップ移籍を果たせるかが注目される。

12/29(木) 6:40配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfeeb587c8ddf11832a61c4509516f34960cbc3e