阪神・岡田彰布監督(65)が25日、2年連続で有馬記念を的中させた。1着・イクイノックス、2着・ボルドグフーシュ、3着・ジェラルディーナを含む3連単、
馬単6頭BOXで勝負。2008年以来、阪神の監督に復帰した怒濤(どとう)の1年を最高の結果で締めくくった。来季18年ぶりの“アレ”へ弾みが付く結果だ。

笑いが止まらない。今年のグランプリでも岡田監督の勝負勘は健在だった。馬単、3連単の予想をズバリ大的中。1年のフィナーレを最高の結果で締めくくり、
笑顔満開だ。

「やっぱり外はあかんかったな。(最初に絞った)内の4頭だけで3連単は買えんけどな。(有馬記念は)外はよっぽど強い馬じゃないとあかんよな」

大興奮のレースは、岡田監督の予想通りに進んでいった。序盤からタイトルホルダーが逃げる中、4コーナーでイクイノックスが一気に先頭を捉える。
ラスト100メートルでボルドグフーシュが2着に上がり、ジェラルディーナも必死の追い上げで3着に食い込んだ。

「有馬は内枠よ」が岡田監督のモットーだ。当初はディープボンド、タイトルホルダーの2頭を馬券の中心に考えていたが、外枠⑬、⑯番となり、軌道修正。
直感ではなく過去のデータを参考にして根拠も求める。出走表に目を凝らすと、次々とポイントを挙げた。

「狙うなら5枠までやろ。まずはジェラルディーナか…。3歳も強いからな有馬は。有馬最後の福永のボルドグフーシュ。後は5枠の2頭ジャスティンパレス、
イクイノックス…」。熟考の末、③⑤⑨⑩に押さえで⑬⑯と戦略家らしく、自信たっぷりに予想。「また外国人騎手で決まるんちゃうか?」。レース本番では
予言がそのまま現実として起こるのだから驚くしかない。

昨年は1着エフフォーリア、3着クロノジェネシスの2頭軸で、3連単71・8倍の馬券をゲット。デイリースポーツでは2013年から有馬予想を披露しており、
的中はこれで10年中6度目、勝率・600と神懸かっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/326db02ea9236ecf2713636431ba85efdd28f00f