0001湛然 ★
2022/12/26(月) 06:02:58.23ID:LtrVvTZe912/25(日) 17:16 Rolling Stone Japan
https://news.yahoo.co.jp/articles/723477688eb6a074d6e73d9c8373d8021e8b711d
マックスマーラのテディベアコートを着こなし、スペシャルコラボレーションミュージックビデオに出演したChara
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20221225-00038853-rolling-000-2-view.jpg
昨年デビュー30周年を迎えたChara。最新シングル「A・O・U」の知られざるエピソードや、イタリアのラグジュアリーブランド「Max Mara」とのコラボレーションをはじめ、様々なアーティストやクリエイターとの創作活動についてRolling Stone Japanに語ってくれた。
(※中略)
──コロムビア移籍第一弾シングル「A・O・U」は、Charaさんの多彩な音楽性の中でも「ファンク」な要素を押し出した楽曲ですよね。
Chara:久しぶりに発表する新曲なので、新しいチームと一緒にどんなCHARAを見せていくかを話し合いました。
──サウンドプロデュースは、これまで何度も一緒にやってきたmabanuaさんが担当しています。
Chara:ブラックミュージックの影響を強く受けた、日本屈指のプロデューサーだと思っています。本人がドラマーというのもあると思うのだけど、グルーヴが体に染み付いているというか、とにかくセンスがいいんだよね。私はよく「毛細血管みたいなリフが多い」って言われるんですよ(笑)。太い大動脈みたいな目立つリフじゃなくて、「よく耳をすまさないと判別できないけど、あるのとないのとでは印象が全然違うよね」っていうフレーズは、メロディと絡むとすごく効果的なの。そういうことをちゃんと理解して、引き出してくれる彼のセンスや才能に、彼がまだ若くてデビューしたての頃からすごく惹かれていたんです。いつか、mabanuaのプロデュースだけでアルバム1枚作ってみたいですね。今はもう、超売れっ子になっちゃったし、今回も「mabanua待ち」みたいな感じだったんだけど(笑)。
──歌詞はどんなところから着想を得たのですか?
Chara:ちょっと前に、永久凍土から出てきた3万年前の植物の種についてのニュースを見たんですよ。その頃に生きていたジリス(地上に棲むリス)が地中に埋めて、永久凍土の中にずっと保存されていた果実や種子を掘り出し、発芽させて開花させるっていうロマンティックなプロジェクト。その花の写真がずっと頭の中に残っていたんです。で、ちょっと前にある人が結婚するという話を聞いたとき、自分の胸の中にずっとしまっていた気持ちがパッと花開いたような感覚があって。別にその人のこと、今はもうなんとも思ってないんだけど(笑)、何故だか不意に涙が出てきたんだよね。それで自分でもびっくりしたんだけど、その時の気持ちと、3万年前の植物の花を見たときの気持ちがちょっと似ているかもなって。そこからインスパイアされて、この曲を書きました。
──とってもロマンティックなエピソードです。カップリング曲「面影」も美しいミドルバラードですね。
Chara:大切な友達が亡くなってしまって、そのことについて「面影」というタイトルで1曲作りたいと思ったんです。私の家の中庭にはミモザとか、私が食べたビワの種から生えたビワの木とかが植えてあって(笑)、作業部屋の窓から見えるようになっているのだけど、ぼんやり眺めていたら鳥が飛んできたことがあったのね。普段から鳥はよく来るんだけど、なんか人が死ぬと「あれ?生まれ変わり?」と思うことってないですか?
──ありますね。
Chara:そう、それを歌にしておこうと思いました。「A・O・U」もそうだけど、自分自身の実体験をそのまま書いたら日記みたいになっちゃうんで、そこから心の中を掘って掘って「出てきたぞー!」みたいなやつを、植物のタネのように育てていく感じ。ちゃんと曲にして花を咲かせることで、気持ちを整理しているところがあるのかもしれない。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
●「A・O・U」
https://www.youtube.com/watch?v=zP8LH1v6ZVI
●「面影」
https://www.youtube.com/watch?v=zWvOkTX8Z4c