12/23(金) 11:30配信 日刊ゲンダイDIGITAL

 NHKは22日、大みそか放送の「第73回紅白歌合戦」の曲目を発表した。

 来年5月にメンバー3人が脱退するKing & Princeは「ichiban」に決定。Official髭男dismはフジテレビ系の人気ドラマ「silent」の主題歌「Subtitle」を披露する。一方で、ツイッターでは真冬に「夏色」を歌うゆずや大トリを務める福山雅治(53)らにツッコミの投稿が相次いでいる。

《今年流行った曲でも無いのが多いうえ、福山雅治さんは桜坂だし、ゆずに至っては季節感もない夏色って……出てたら観ようと思う人はいるけど、これならYouTubeでも観てた方がいいんじゃないの》

《福山雅治の桜坂とゆずの夏色は今さらなんで?》

 今年の話題曲でもなく、季節外れの選曲にしらける意見も多い。TVコラムニストの桧山珠美氏が言う。

「中高年の視聴者からは『歌手も曲も知らない』と不満の声も聞かれますが、本来なら2022年を代表する曲を選んだり、年の瀬に合った選曲が好まれます。誰に向けているのか、疑問ではありますね。昔は人選については『NHKに対する貢献度や視聴者の支持』を基準にし、選曲は『歌手とNHKで相談』して決めているといわれていました。果たして、歌手本人が選んだ曲? と思わずにはいられませんが、モヤモヤしますね」

 また、卒業の齋藤飛鳥初センターシングルとはいえ、乃木坂46の「裸足でSummer」や日向坂46の「キツネ」の選曲にはファンから心配の声も。

《紅白。乃木坂は裸足でSummer、日向坂はキツネ。盛り上がるんだろうけど、どちらも今年の曲じゃないことに危機感感じる。結局今年はヒット曲出せてないってこと。》

 NHKは流行りに乗ったウケ狙いのつもりかもしれないが、視聴者の捉え方はさまざまだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dcd0e779014531f173f4fcae09ebb894c7f1a567