“漫才日本一”を決める「M-1グランプリ2022」の決勝が18日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた。7261組の頂点に立ったウエストランドが第18代王者に輝いた。毒舌漫才で大いに盛り上がったが、性教育YouTuberのシオリーヌが複雑な心境をツイッターにつづっている。

 タイタン所属のウエストランドは井口浩之と河本太で2008年に結成されたコンビ。決勝で披露したネタは「あるなしクイズ」に絡め、いろいろなものを毒でぶった切る漫才。「アイドルは“向上心”が強いから他人を蹴落とす」「警察に捕まり始めている」と井口の偏見が入ったボケに会場は大爆笑だった。

 YouTuber側は複雑な心境のようだ。性教育YouTuberのシオリーヌはツイッターに「『YouTuberって言うと”トラブル起こしそう”と嫌がる大家さん多いので…』と不動産屋で渋い顔されてきた立場なので、たとえネタだとしても『YouTuberは逮捕される』とか言われると胸がザワっとしてしまう」とツイートした。

 このネタにネット上では「井口さんのキャラクターありきで笑えるネタだよなーって思ってる」「みんな心の中で確かにとか思ってる」「YouTuberもアイドルも、悪いやつは悪いやつ」「言い回しツボすぎて手叩いて喜んだ」などの声が寄せられている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/27fb55c5b0e1cc57edc38694160a6c6b63656e69