夕刊フジ2022.12/16 06:30
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番組での企画をきっかけに、早稲田大学への合格を目指しているタレントの小倉優子(39)が今月6日にインスタグラムを更新し、入試を控えた心境を明かした。芸能人による大学受験挑戦は、得てして失敗に終わるケースも多いが、意外にも小倉に関しては合格への期待が高まっているという。

小倉は2月にバラエティー番組「100%! アピールちゃん」(TBS系)で1年後の早稲田大学・教育学部への合格を目指す番組企画をスタートさせた。

その後、3人の男児のママとして育児と仕事、そして学業に励む姿を発信してきたが、思わぬ逆風に見舞われる。同番組が8月22日の放送を最後に打ち切られるというまさかの展開なのだ。

「9月の特番放送を挟んで、10月からは主なレギュラー出演者が続投する形で後継番組『月曜の蛙、大海を知る。』が新たにはじまりました。ただ、肝心の小倉さんの受験企画は11月までの段階で放送されていないんです」(テレビ誌ライター)

私生活では約4年前に再婚した歯科医のAさんとの離婚を7月に発表している。

「もともと旦那さんとは長く別居が続いていたとはいえ、精神的にも肉体的にも勉強に集中できる環境とは言い難かったでしょうからね」(前出の同ライター)

そもそも、有名大学に社会人入学した芸能人といえば早稲田大学に入学した東国原英夫氏や女優のいとうまい子、人気グループ「KAT―TUN」の中丸雄一、駒澤大学に入学した萩本欽一、東貴博ら少なくない。

他方、番組企画で大学受験に挑戦したケースでは、日本大学の芸術学部を目指したお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良や、青山学院大学を目指した「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳、早稲田大学と筑波大学を目指した「ナインティナイン」の岡村隆史など、ことごとく失敗しているのが実情だ。

「大学受験企画を行うような人気番組に出演している時点でタレントとしてそれなりに売れっ子で多忙なので、受験勉強に集中するのも難しい。学生に比べると『絶対に合格しなくては!』といった危機感が薄いのも否めませんよね」(民放テレビ局の情報番組スタッフ)

小倉の早大受験へも厳しい見方が大半だが、一方で小倉を知る関係者の間では合格を期待する声も意外に多いという。大手芸能事務所のマネジャーはこう語る。

「小倉さんはああ見えて、若い頃からかなりの努力家で、類まれなる根性の持ち主ですからね。正直、演技や歌が飛びぬけてうまいわけでも、スタイルが抜群に良いわけでもないのに、群雄割拠だったグラビア界から抜け出し、バラドルとして大成しました。長年共演者からイジられながらも、かたくなに『こりん星のりんごももか姫』キャラを貫いたハートの強さは特筆ものです。彼女なら難関大受験に成功しても不思議ではありません」

小倉はオンエア終了後の現在も、週4で勉強に励んでいるようだが、よもやの合格もあるかも!?