12/14(水) 14:40配信
J-CASTニュース

SOUL'd OUT「ウェカピポ」で「のど自慢」を優勝した男性が話題に(高崎さん提供)

 戦後から続く長寿番組「NHKのど自慢」で、衝撃のチャンピオンが誕生した。2022年12月11日放送回で、人気ヒップホップグループ・SOUL'd OUT(ソウルドアウト)の代表曲「ウェカピポ」を歌唱した男性が優勝し、ネット上で大きな話題を呼んだ。

※中略

「悪ノリ」で選んだ「ウェカピポ」

 J-CASTニュースは12月13日、「ウェカピポ」を歌い優勝した長崎県在住の高崎さん(28)に話を聞くことができた。

 ――今回、のど自慢に出場されたきっかけをお教えください。

高崎さん「同僚との会話の中で、ノリで各々出ようという話になりました。今までのど自慢で見たことない曲で応募してみようということになり、悪ノリで『ウェカピポ』を選びました。結局同僚は出張が決まって出場を断念しましたが、私だけ応募してしまっていて、引けなくなったところで予選会に出られることになってしまった感じです」

 ――高崎さんはSOUL'd OUTのファンなのでしょうか。

高崎さん「はい!普通にファンです!中学1年生の頃だったか、SOUL'd OUTの『Starlight Destiny』という楽曲を聴いてハマりました。途中離れていた時期もありましたが好きになったのは16年前ですね。ライブDVDも買ってめっちゃ観てました。武道館LIVEのDVDは名盤です」

 ――ウェカピポは歌うのが難しいことで知られています。練習はされたのでしょうか。

高崎さん「練習はカラオケボックスに行ってやっていたとかではないんですが、英語の歌詞の発音は練習しました」

 ――ヒップホップ系の服装でしたが、ボーカルのDiggy-MO'さんのファッションを意識されたのでしょうか。

高崎さん「服装はかなり意識しました。たまたまDiggy-MO'さん公式の帽子を持っていたので、ここで被るしかないだろ!って感じです」

優勝は「嬉しいよりも驚きが勝っていました」
 ――優勝した心境をお聞かせください。

高崎さん「まず、合格したのがびっくりでした。正直、ネタ枠だと思っていたので。優勝発表の時も、他の参加者さん達も皆さん歌がお上手だったので全然構えていませんでした。嬉しいよりも驚きが勝っていました」

 ――ツイッター上では大きな反響がありました。

高崎さん「Twitterもバズってしまって、ご本人や有名な方からの反応もあって不思議な感覚ですが、皆さん好意的なコメントばかりで、SOUL'd OUTが愛されていて嬉しくなりました。今後も一サラリーマンとして働いて、一リスナーとしてSOUL'd OUTを聴きますが、これを機に何かS.O Cru(SOUL'd OUTファン)の皆さんと素敵な縁ができたのかなと思います。のど自慢にもこのようなラップ曲で優勝した前例が出来たのも大きいかなと思います。会場ではゲストの方もご年配のお客さんもみんな手を振って下さって、ジャンルにボーダーは無いと感じました。音楽最高です」

 ――今後の目標や、望むことがあればお聞かせください。

高崎さん「全国放送で応援しているサッカーチーム(V・ファーレン長崎)の名前が出ていたので少しでもPRできていれば嬉しいですね。新幹線もできて、ほんの少しは長崎県が近くなったと思います。他ののど自慢参加者の方もアピールされていましたが、長崎は良いところなので是非足を運んで頂ければ幸いです!ペイス!」

 ――最後の「ペイス」とはどういう意味でしょうか。

高崎さん「ペイスはペイスです。正直僕にも分かりません。『1000000 MONSTERS ATTACK』という楽曲の最後にDiggy(-MO')氏が『分かってんだろ?ペイス』と呟いて終わります。ライブでもよくペイスと言うので、SOファンの合言葉的になっている感じです。よろしくお願い致します!ペイス!」

全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9ad8ec1359ea80daa1eff2cadc453ccb4c493a2
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1601885533818748929/pu/vid/1280x720/FtpOpJlcyBHSbJ89.mp4