0001征夷大将軍 ★
2022/12/14(水) 08:29:49.95ID:ZbAJEQS0912月11日、3回戦の計4試合が東京・秩父宮ラグビー場と大阪・花園ラグビー場で開催。秩父宮の第1試合では、出場(56回)・優勝(16回)ともに最多を誇る早稲田大(関東対抗戦3位)と、「台風の目」と評される初出場の東洋大(関東リーグ戦3位)が顔を合わせた。
昨季準々決勝で敗退した早稲田大としては、何としても東洋大に勝利し、今季対抗戦で敗れた明治大が待つ12月25日の準々決勝に駒を進めたいところ。しかし、フィジカルの強いFWを擁する東洋大にセットプレーで主導権を握られ、後半5分までに3トライを献上。早稲田大は7-19とリードを許してしまう。
だが、早稲田大はパニックに陥ることなく、その後に見事な修正力を見せる。結果、自慢のBK陣が一気に3トライを重ねて、34-19の逆転勝利を収めた。
(中略)
【人生で一番悔しかった敗戦】
そして、決め手はBK陣の連係だ。吉村が「最初の攻撃からフェイズアタックは通用すると思っていた」と胸を張ったように、安定したセットプレーからボールを継続。早稲田大が武器とするボールを端から端まで動かすワイドアタックで、後半26分・33分に槇瑛人(4年)と松下怜央(4年)の両WTB(ウィング)がトライを挙げて、勝負を決した。
勝因はやはり、短い準備期間ながら東洋大の強みを紐解いた分析力と、試合が始まって劣勢になっても冷静に対処した修正力に尽きるだろう。FWがセットプレーを安定させて、ディフェンスで規律を保って相手陣で戦い、高速BKが実力を発揮する──。すべてが噛み合い、それが勝利に結びついた。
「(試合に出ている)僕たちだけでなく、いろんな部員が協力して力を出し合っての結果です。『15人だけでなく150人いる』と試合中にも言っていて、いい形でワンチームになれている。次の試合も150人で、いい形で準備したい」(佐藤)
早稲田大は12月25日、昨季と同様に準々決勝で明治大と対戦することになった。昨季は15-20でシーズンを終えた。大田尾監督は「昨季と同じタイミングで対戦ですが(今季は)何が何でも勝ちたい」語気を強める。
佐藤も鼻息は荒い。
「去年、同じ時に明治大に負けた。人生で一番悔しくて、あの負けはずっと残っている。(明治大は)超えなければいけない壁。ターニングポイントになる一戦。この壁を超えたら、早稲田が強くなれるチャンス」
早稲田大はFWの強い東洋大に勝利したことで、大きな自信になったはずだ。12月25日、今季2度目の「早明戦」でリベンジに挑む。
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Sportiva2022.12.13
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/rugby/2022/12/13/15150/