【FIFAワールドカップ】カタールW杯で日本代表を決勝トーナメント進出に導いたヒーローの一人、MF堂安律(24=フライブルク)に欧州ビッグクラブが熱視線だ。

 堂安は1次リーグE組初戦(11月23日)のドイツ戦で先制弾をマークすると、第3戦(1日)のスペイン戦でも強烈なミドル弾を決め、世界屈指の強豪チームから2ゴールを挙げた。堂安は「冗談抜きで優勝を目指しているので」と強調しし「奇跡じゃなくて必然で勝ったと国民のみなさん思ってもらえる」と力を込めていた。

 そんな中、英メディア「90MIN」は「堂安はフライブルクで今季4得点を記録し、安定した結果を残している。まだ24歳でいくつかのクラブが注目する選手の一人」と指摘。またイタリアメディア「carciodangolo・com」は「昨夏に850万ユーロ(約11億9000万円)で(フライブルク)買収された堂安はイタリアリーグでも活躍する可能性のある選手」とし「2018年にユベントスとの関係があった」と名門クラブが獲得に動く可能性を伝えた。

 さらに英メディア「フットボール365」は「W杯で素晴らしいプレーを見せた選手と契約することはよくある。アーセナルと他4クラブはサプライズスターを獲得する先見の明を持っている」とDF冨安健洋が所属する強豪が堂安に注目していると指摘。「フライブルクの絶対的な財産。ドイツリーグで2位、欧州リーグ(EL)で決勝トーナメントに進み、多くのクラブがリストアップした」と報じている。

 移籍金は1500万ユーロ(約21億3000万円)以上に急騰しているが、同メディアは「W杯でのパフォーマンスは探索者を増やすだけ」とし、来夏に向けてビッグクラブによる大争奪戦に発展する可能性もありそうだ。

東スポWEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/51099ee885fe35c94f59e19c35ad91f352ff0604