サッカー元日本代表でJ1神戸DF槙野智章(35)が4日、TBS「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)に生出演。サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝トーナメント1回戦クロアチア戦について言及した。

 番組ではクロアチアと日本を比較し、日本がFIFAランキング24位であるのに対し、クロアチアは12位の格上で、W杯出場回数は日本が7大会連続7回目だが、クロアチアは3大会連続6回目。過去最高順位は日本はベスト16、クロアチアは前回大会準優勝であることなどを伝えた。

 FIFAランクの差は気になるのかと聞かれた槙野は「選手は結構気にしてはいるんですけど、実際やってみるとそんなに大きな差はないと思います」と明言。「今大会もFIFAランキング上位のチームがことごとく敗退してますし、そういう意味ではワールドカップでFIFAランキングってのはかなり大きく変動はありますけども」と説明した。

 クロアチア戦の戦い方を聞かれると、「ドイツとスペインに勝ったようにですね、前半しっかりと相手を分析する時間、戦い方をしなければいけないと思ってます」と提言。「後半に選手交代、戦術変更で畳みかけるようなゲームプランを描いてやれれば結果はついてくるんじゃないかなと思ってます」と続けた。

 スコア予想を聞かれると、「僕、実はですね、このグループリーグ3試合とも全部当ててるんです」と自信たっぷりに「実際現地見て来て、いろんなことを想定して、僕はこういう結果になりました」と2-1と予想した。

 注目選手にはFWの前田大然を挙げ、「前田選手今回まだ0得点なんですけど、みなさん彼の献身性ちょっと分かりますかね。FWなんですけども、ゴールを獲る仕事よりも前線からハイプレス、プレッシングをずっとしてるんですね」と紹介。「このスペイン戦途中62分までプレーしてるんですけれども、62分出場で、スプリント回数62回っていう、驚異的な数字を叩き出してるんですよ。1回のスプリントが大体時速25キロ。これを62分間中62回やってるんですよ」と説明した。

 「それだけずっと走り続けて、日本のために点を取るのが仕事ですけど、守備をしてるんですね。だからこそこの試合でゴールを取ってほしいって気持ちで注目選手に挙げました」と期待を込めた。

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