北海道コンサドーレ札幌は2日、サンフレッチェ広島のMF浅野雄也(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。

浅野は三重県出身で、カタール・ワールドカップ(W杯)に出場しているFW浅野拓磨(ボーフム)の実弟。大阪体育大学から2019年に水戸ホーリーホックへと入団。2020年に広島へ完全移籍した。

広島には3シーズン在籍。今シーズンは明治安田生命J1リーグで12試合に出場、YBCルヴァンカップで3試合に出場した。

広島での通算では81試合に出場し11得点、リーグカップで8試合で1得点、天皇杯で1試合に出場した。

浅野は両クラブを通じてコメントしている。

◆北海道コンサドーレ札幌
「この度、サンフレッチェ広島から加入することになりました。自分のサッカーを思う存分ピッチで表現し、1日でも早くチームに貢献できるよう頑張っていきたいと思います。北海道コンサドーレ札幌のファン・サポーターの皆様、応援よろしくお願いします」

◆サンフレッチェ広島
「このたび、北海道コンサドーレ札幌へ完全移籍することになりました。今シーズンなかなかチームに貢献することができませんでしたが、リーグ戦3位、天皇杯準優勝、ルヴァンカップ優勝という素晴らしい結果を残せたこと、そして3年間にわたり紫のユニフォームを着て最高のメンバーと共に戦うことができたことを心の底から誇りに思います」

「振り返ると、僕が広島に加入した年に新型コロナウイルスが流行したため、なかなかサンフレッチェ・ファミリーの皆さんにお会いする機会がありませんでしたが、最後にファン感謝祭で皆さんとお会いし、温かい言葉をかけていただく中で改めて広島に来て本当に良かったなと思いました。たくさんの思い出ができ、大好きになったこの広島だからこそ、最後の最後の最後の最後の最後まで悩みましたが、自分のサッカー人生のことを考え、このような決断をしました」

「最後になりましたが、ファン・サポーターの皆様、スポンサー企業の皆様、サンフレッチェ広島に関わってくださった全ての皆様、3年間という短い間でしたが、本当にありがとうございました」

https://news.yahoo.co.jp/articles/be4c298e610e2e495ae591a6a274847a8400a404