サッカーW杯カタール大会で日本が1次リーグE組を首位通過したことを受け、元サッカー日本代表監督の岡田武史さんが2日、テレビ朝日系「報道ステーション」にカタールから生出演。大越キャスターから準々決勝での対戦も想定されるブラジルとの互角の戦いを期待する言葉を投げかけられ、「あのねえ、大越さん、そんな先のこと考えちゃダメですよ。まず目の前のことを精いっぱいやる。人生ってそうでしょ」と冷静にいさめた。

日本は決勝トーナメント1回戦で前回準優勝のクロアチアと対戦する。岡田さんは難敵撃破のポイントについて「ボールへのプレッシャーを90分やり通す。これが一つのキーだと思いますね」と指摘。さらに、4度目の挑戦で”16強の壁”を突破する可能性にも期待感をにじませた。

 すると、大越キャスターは「素人目線で考えると、ドイツに勝ちました、スペインに勝ちました、はね返されてきたベスト16もそろそろ神様が認めてくれるんじゃないかとなりますと、クロアチア、その先の例えばブラジルにも互角に渡り合えるんじゃないかと、そういう景色が見えてきたんですけど…」と投げかけた。

 岡田さんが「まずは次のクロアチアに100%集中しましょう」と念押しすると、大越キャスターも「叱っていただき、どうも本当にありがとうございました」と笑顔で応じた。

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