◇W杯カタール大会1次リーグE組 日本2―1スペイン(2022年12月2日 ハリファ国際競技場)

 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組の日本代表は2日、スペインと対戦し、2―1で逆転勝利。勝ち点を6に伸ばして、2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。日本は堂々の1位突破で、決勝トーナメント1回戦はF組2位通過のクロアチアと6日午前零時に対戦する。

 主将の吉田麻也は最後まで体を張った。「勝利の気持ち」を問われると、しばらく言葉は出なかった。「言葉になりません。やっぱこれだから代表やめられない。最高でした」と語った。

 前半から3バックで臨んだ。「いくつかの相手の対戦した試合を見て、去年夏にオリンピックで4バックで対戦していて、なかなか難しいんじゃないかということで、3バック、もしくは5バックでしっかりはめにいって、後ろが我慢してというプラン」と説明。「立ち上がり失点してしまって苦しい時間が続きましたけど、ドイツ戦と一緒のように我慢して後半チャンスをうかがうというのを狙っていたので、またうまくいってよかった」と語った。

 「無茶苦茶長く感じましたよ。メチャメチャ長く感じました」としながらも「ブロックさえしっかり引けば、相手がなかなかこじ開けるのは難しいとうのはイメージできていた」と胸を張った。

 「本来の自分たちの目標はもう一個次に勝つことなので。きょうも“ここで帰るわけにはいかない”というふうにみんな言ってましたし、もっともっとみんなと一緒に毎日サッカーを楽しくやりたい。代表として戦える喜びをかみしめてもっともっと上に行きたい。もう1個勝って日本の歴史を塗り替えたい」と決意を込めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a02b4b3ff0db945d3b480894132d7737fa06eaa