世界中の子どもたちに愛されてきた童話の名作が、続々とホラー映画化としてリメイクされ話題を呼んでいる。

今年の夏に予告編が公開され、YouTube上で500万回再生を記録した『Winnie the Pooh: Blood and Honey(原題訳|クマのプーさん:血とはちみつ)』のプロデューサーが、新たに『ピーター・パン』と『バンビ』のホラー映画化を予定しているという。

原作小説がパブリックドメイン(著作権フリー)となり、2023年に公開されることとなったホラー映画『Winnie the Pooh: Blood and Honey』。8月には予告編が公開され、クリストファーの大学進学を機に、置き去りにされたプーさんとピグレットが野生化し殺人鬼と化すというスラッシャー・ホラー映画であることが明らかになっている。

この作品の脚本とプロデューサー、そして監督を務めたのが、リース・ウォーターフィールド氏。彼は、同じくパブリックドメインとなった原作をもとに『Peter Pan: Neverland Nightmare.(原題訳|ピーター・パン:ネバーランドの悪夢)』というホラー映画を制作していることも<ハリウッドリポーター誌>などが伝えている。

また、これ以外にもフェーリクス・ザルテンによる小説『バンビ』のホラー映画化も予定。ホラー版では森に迷い込んだ人たちをバンビが襲う…といった内容になると伝えられている。また、まもなく撮影が開始されることも発表されている。

同作品でウォーターフィールド氏とタッグを組んで監督を務めるのは、『マザー・グース』をホラー映画化した経験を持つ、スコット・ジェフリー氏。

ジェフリー氏は<Dread Central>のインタビューに対し、ストーリーについて次のように話している。

「1928年に発表され多くの人に愛されている物語の、とてもダークな改作になります。Netflixの『ザ・リチュアル いけにえの儀式』などからインスパイアされていて、邪悪なバンビが森に潜んで人を襲うんです」

SNSでは「バンビって他の作品でも怖い印象があったよね」や「かわいくて純粋なストーリーをホラー映画にするなんて」、「ホラー映画化されたら絶対に見る!」と宣言するコメントなど、反応は様々のよう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0be1d3a719644bceb6af66b8da7e5e4ae995ac30