2022年12月1日 11時54分

 フジ系「めざまし8」は1日、薬局で買える国内初の肥満改善薬について特集した。
 番組では11月28日、厚労省が大正製薬の肥満改善を助ける飲み薬「アライ」を医師の処方箋がなくても薬局で買える薬として承認することを了承し、来年3月にも正式承認の見込みと伝えた。
 また「アライ」は脂肪の吸収を抑制する効果があり、生活習慣改善と合わせ、補助的に使用するとも解説。しかし副作用について「下痢」「軟便」「油を伴う放屁(ほうひ)」があることも紹介した。
 番組には肥満症の専門家で医師の砂山聡さんがリモート出演。「脂肪分による下痢はほぼ必発と考えていい。脂分が多い食事を摂ると酷い下痢、脂肪便になります。
他に大きな副作用はない」と説明すると、MCの谷原章介(50)も「本来取り込まれるはずだったものが出ていく。やっぱり脂が出るのはしょうがない」と理解を示した。
 画期的な薬の話題にツイッターでは「肥満改善薬」がトレンド入り。しかし「副作用の3つ目がインパクト強すぎる」「甘くみて外出したら大惨事」「つまりはお尻から出てくるよ。トイレ大変」とつぶやく人が続出した。
また美味でありながら油脂排出による健康被害の恐れがあるため、流通が禁じられている深海魚「バラムツ」を思い出す人も多く、こちらもトレンド入り。
「副作用が完全にバラムツで笑う そら痩せそうだわ」「肥満改善薬は興味あるけど、バラムツじゃんってツイートしてる人を見て覚悟がいるなと思った」などの意見が相次いだ。

https://www.chunichi.co.jp/article/592658?rct=entertainment