なぜ青い?サッカー日本代表のユニホーム 赤だった時代も


「サムライブルー」の愛称で親しまれるサッカー日本代表はその名の通り、長年、青いユニホームをまとって戦ってきた。

だが、バレーボールやソフトボールなど、他競技の日本代表は国旗にちなんだ赤いユニホームが多い。
なぜサッカー界は青を選んだのか。


日本サッカー協会の創設は1921年。
当時、定期的に開かれていた東アジアの国際大会「極東選手権」には、単独の大学チームが日本代表として出場していた。

初めて全国から選抜して日本代表が編成されたのは30年。
この時、そろいのユニホームを用意する必要に迫られたが、そこで選ばれたのが淡い青だった。理由は諸説ある。

一つはメンバーを多く輩出していた東京帝国大(現東大)が採用していたライトブルーのユニホームに倣ったという説。

一方、「国土を取り巻く海」をコンセプトに、青に決まったとも言われている。ただ、いずれも資料は残されておらず、日本協会関係者によると「はっきりとした理由は分からない」そうだ。


ちなみに、88~91年に代表を率いた横山兼三監督体制下では赤いユニホームにしたことがある。
世界の強豪に倣い、国旗にちなんだものだが、90年W杯イタリア大会を目指したアジア1次予選で敗退するなど成績が振るわず、再び青に戻った。 

韓国や中国をはじめ、アジアでは赤いユニホームのチームが多く、混同を避けたことも理由の一つだと言われている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9e9f1426c35c74fccfb1aba20f828bdcd1a93b9c

【どれが好き? 歴代の日本代表ユニホーム】
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