11/24(木) 0:50配信
スポーツ報知

◆カタールW杯 ▽1次リーグE組 日本2―1ドイツ(23日・ハリファ国際競技場)

 元日本代表MF本田圭佑が今回のW杯全64試合を無料生中継する「ABEMA(アベマ)」の解説者として、日本代表の今大会初戦となるドイツ戦を様々に語った。

 優勝候補・ドイツを撃破するという歴史的ジャイアントキリングの笛が鳴ると、「とりあえず、まずは落ち着こう」と一言。

 「この勝利は大きいけど、もう一つ勝たないといけないから。あと1個勝てば(決勝トーナメントに)行けるんで。あと1個と思わないといけない」と続けると、抽選の段階から日本を圧倒的不利としていた戦前の見方については「ざまあ見ろですよ」とポツリ。

 「勝てたのはもちろん(森保一監督の)采配のおかげなんですけど、気になる采配はあったんで、コスタリカ戦では、その課題をしっかり修正しないと。ドイツが勝ち試合を落としたとも言えるんで、勝った日本はもちろん素晴らしいんですけど、次に向け、しっかり修正してほしいと思います」と話した。

 「一サッカー人としたら、この勝利は歴史的な前身ですよ。優勝経験国・ドイツとしたら、今後は日本をなめてられへんなと思い知らされたと思う」と続けた。

 さらに番組の最後に総括を求められると、「(DFを)5枚にしたところが大きかった。持ち保さんの采配が今日はすごかったと思います」と評価しつつも「僕はもう切り替えてますよ。森保監督も言っていたけど、一喜一憂している場合じゃないと思う」ときっぱり。

  次戦のコスタリカ戦に向け、「勝てましたけど、内容はいいとは言えない。次のコスタリカは同じくらいの実力なんで、引いてカウンターを狙ってくると思う。逆に攻められてしまう懸念があります」と冷静に続けた。

 スタジオ解説の中山雅史さんに「本当は(ピッチにいたかったという)悔しい気持ちでは?」と聞かれると、一拍置いて「その通りです」と正直に答えた。

 進行役の「千鳥」のぶが「本田さんの解説、すごい面白かった。最高だったのは『ギュンドアン、うぜえな』です」と番組中のコメントを紹介した上で「ネット上でも『本田の解説』がトレンド入りしてましたよ」と説明。実際、放送中に「本田圭佑」、「本田の解説」などのワードが続々、トレンド入りしたことを知らされると、「うれしいですね」とニヤリ。

 「ワインがあったら、もっと面白くいけますよ。飲酒解説OKにしましょうよ。常識を変えましょう」と笑顔で話していた。

 今回、日本代表のグループステージ全3試合と準決勝・決勝の試合を現地から解説する本田は「ABEMA FIFA ワールドカップ 2022 プロジェクト」の GM(ゼネラルマネージャー)を務めている。過去には南アフリカ大会、ブラジル大会、ロシア大会でW杯本大会を経験し、日本人初のW杯3大会連続ゴール、アジア人初のW杯3大会連続アシストを達成。W杯3大会連続で得点とアシストの双方を記録した大会史上6人目の選手としても知られている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/26f3e09bb082251b30627212505cc73d1949a3a6