11/20(日) 21:23配信

スポーツ報知
IWGP女子王座の初代王者に輝いたKAIRI(カメラ・池内 雅彦)

◆新日本プロレス×スターダム合同興行「Historic X―Over」大会(20日、東京・有明アリーナ、観衆7102人)

 史上初の新日とスターダム男女団体合同興行が行われた。

 新日男子の試合を差し置いてメインイベントで行われたIWGP女子初代王者決定トーナメント決勝戦では、WWEで活躍したKAIRI(フリー)がスターダムの「アイコン」岩谷麻優(STARS)を必殺のインセインエルボーで下し、初代ベルト戴冠に成功した。

 次期挑戦者には中野たむが名乗りを挙げ、KAIRIの希望で来年1月4日の新日・東京ドーム大会での王座戦が確実となった。

 セミファイナルのIWGP USヘビー級王座戦では、5日の大阪大会で内藤哲也を下し、3度目の防衛を果たしたウィル・オスプレイが後頭部にエルボーを連打するなどの非情な攻撃を見せ、19年からの英国武者修業から凱旋帰国した海野翔太の挑戦を退け、4度目の防衛を果たした。

 試合後に場内に映し出された映像で2019年にAEWに移籍したケニー・オメガが登場。来年1月4日の東京ドーム大会でのオスプレイの持つベルトへの挑戦を表明した。

 9試合目の「グレート・ムタ新日本プロレス・ラストマッチ」では、レジェンドのグレート・ムタがオカダ・カズチカ、矢野通と組んで「ユナイテッド・エンパイア」(UE)のグレート―O―カーン、ジェフ・コブ、アーロン・ヘナーレ組と対戦。

 代理人を務める武藤敬司の来年2月の引退に伴い、今回が新日リング最後の戦いとなったムタは真っ赤な毒霧でオーカーンをKO。オカダのレインメーカーでの白星につなぎ、「グッバイ、ニュージャパン」と新日に別れを告げた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/932d528fbd64837b2e4bf0888b53a1f654b27919

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