草なぎ剛が主演を務めるドラマのタイトルが「罠の戦争」（カンテレ・フジテレビ系・月曜よる10時～放送）に決定した。初回放送日は2023年1月16日。あわせて、井川遥、杉野遥亮、小野花梨、高橋克典、片平なぎさ、岸部一徳が出演することが。

　草なぎ主演の「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く“戦争シリーズ”第3弾となる本作は、弱者による強き権力者へ復讐するリベンジ・エンターテインメント。草なぎ演じる議員秘書・鷲津亨が、息子を瀕死の重体に追いやった事件の犯人とそれを隠蔽（いんぺい）しようとする国会議員への復讐に燃える姿を描く。亨は、長い秘書生活で培った政治の世界での知略と人脈と情報を駆使し、壮絶な復讐を仕掛ける。
　亨は、常に冷静沈着でなにがあっても感情を表に出さず、国会議員の陰となって奔走し、必要があれば誰にでも頭を下げてきた議員秘書。支援者たちの陳情をさばき、スキャンダルの種をつぶすことも。長年、“先生”に尽くしてきた亨だが、息子が瀕死（ひんし）の重傷を負う事件が起こり、“先生”からはその事件の“もみ消し”を指示される。自分を殺し、我慢を重ねてきた亨の中でなにかが大きく変わる。
　井川が演じるのは、亨の妻・可南子。休みなく働く亨の代わりに家事育児はワンオペでやっている。亨が反旗を翻すことになった時、その背中を押し、手を取り合う。亨と唯一無二の同志となり、共に修羅の道を進む。
　また、亨と同じ議員事務所で秘書見習いとして働くことになる蛯沢眞人役を杉野、私設秘書として事務所で働くも高圧的な先輩秘書のパワハラに悩む蛍原梨恵役を小野が担う。
　岸部が与党・民政党幹事長で鶴巻派のトップの鶴巻憲一役、高橋が若くして総理大臣の座まで上り詰めるも鶴巻の力によるものであることを自覚して強く出られない竜崎始役、片平が初の女性総理大臣を狙う鶴巻派の女性議員・鴨井ゆう子役を担当する。（編集部・梅山富美子）

シネマトゥデイ

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