日本ハムの宮西尚生投手(37)が11日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季2億5000万円から減額制限(1億円超えは40%)を超える、2億円ダウンの5000万円+出来高(金額は推定)でサインした。2年契約の2年目を終え、来季は単年契約。「振り返るほど登板もしてないし活躍もしていない」と悔しさをにじませた。

 15年目の今季は24試合に登板し、0勝3敗1セーブ、7ホールドで防御率5・66。5月21日・西武戦(札幌D)には、史上8人目の通算800試合登板を達成したが、プロ1年目からの連続50試合登板は14年で途切れ、岩瀬仁紀の持つ15年連続には届かなかった。「ファンの方々、僕の登板を期待してくれているファンの方々の期待を裏切ってしまった。それが本当に申し訳ない」と話した。

 9月6日にクリーニング手術をした左肘関節は順調に回復。新球場での当番にも胸を膨らませ「あそこで400ホールドを達成したいし、あそこで監督を胴上げしたい。本当にもう一回、優勝したい」と決意。「8回を、信頼を取り戻さないといけない。手術もしたので、残りの野球人生を懸けてやってみたい」と覚悟を示した。
報知新聞社

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