米メディア『デイリー・エバーグリーン』が、2022シーズンのア・リーグMVPに関するアンケートを実施し、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手とニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手のどちらが受賞に相応しいか調査した。

大谷は昨季に続き二刀流として躍動。ア・リーグ4位の34本塁打を放ちながら、投手として15勝を飾り、ア・リーグ西地区3位に終わったエンゼルスで一際存在感を放った。一方でジャッジは、62本塁打を放って1961年にロジャー・マリス氏が樹立したア・リーグのシーズン最多本塁打記録を塗り替え、本塁打王と打点王の二冠も達成している。

 同メディアによると、ワシントン州立大学と太平洋岸北西地区の学生の53人を対象にした調査では、21人が大谷を、32人がジャッジをMVPに推すと答えたという。また、複数のソーシャルメディアを通じて200人の野球ファンに質問したところ、78人が大谷を、122人がジャッジをMVPに選んだようだ。

 ジャッジの受賞に期待する声が多い結果に終わったが、甲乙つけがたいとして、同メディアは「この二人の同時受賞が一番理にかなっている」と結論づけた。続けて「ジャッジが受賞する可能性は高いが、最も価値のある選手は、過去、現在、そして今後10年間において大谷翔平である。昨季に匹敵するシーズンを送り、打者と投手の大半でチームを牽引した彼は、最も価値ある選手と言える」と伝えている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/44b76954917b5fa68e53f7fc1a58a40493d4f057