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2022/11/09(水) 10:54:06.17ID:sUIT6SA69来年春に日本陸上競技連盟の公認期限が迫っていた兵庫県立明石公園(明石市)内の陸上競技場「きしろスタジアム」が、引き続き公認を得られる見通しとなった。現状ではトラックのレーン幅が日本陸連の規定に合わず、本来なら公認返上となるはずだったが、県が改修方針を打ち出したため「特例」として認められる方向という。
公認の陸上競技場は、収容人数などに応じて1~4種に分かれる。同競技場は第3種に区分され、主に地元の競技団体や小中学校の大会に使われている。
トラックは計8レーンで、幅は各1・25メートル。日本陸連のルールブックによると、かつては「1・25メートル」か「1・22メートル」がレーン幅の条件だったが、2019年度から国際基準と同じ1・22メートルに統一され、明石も23年春の次回更新時までに見直しが必要となった。
公認競技場でなければ、どれほど優れた結果が出ても、公式記録としては認められない。7月には、兵庫陸上競技協会の幹部が斎藤元彦知事と面談し、対応を要請。県立都市公園をテーマに、県が立ち上げた「あり方検討会」の明石公園部会でも要望が強く、改修を決めた。
県によると、工期は本来の公認期限後の23年10月~24年3月となる見込みだが、改修を約束することで日本陸連から公認継続の理解を得た。計画では、レーン幅の見直しに加え、写真判定機など備品も更新する。今後、陸連の現地指導を受け、特例申請の手続きを進める。工事中は利用を停止し、完了後に改めて公認検定を受ける。
斎藤知事は「まずはトラックを最優先に、トイレやシャワーの改修も検討したい」としている。
一方、同じく明石公園内にあり、強度不足でスタンドの一部が使えなくなっている明石トーカロ球場についても、23年度から補強や外壁の修繕に着手し、25年度末までに座席やスコアボードの改修も計画的に進める予定。(田中陽一)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202211/0015790939.shtml