「ビッグコミック」で連載されていた人気野球漫画『フォーシームNEXT』(さだやす圭)が、10月25日発売の同誌にて最終回を迎えた。そして、26日発売の「週刊少年マガジン」48号では、アニメも好評を博してきた『ダイヤのA actII』(寺嶋裕二)が幕を閉じる。

『フォーシームNEXT』は第一章となる『フォーシーム』の開始から数えて約9年、『ダイヤのA actII』は『ダイヤのA』を含めて約16年続いた長期連載であり、「野球漫画」というジャンルを語る上で、ひとつの象徴的なタイミングになりそうだ。

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国内最大級の電子書籍ストア「ブックライブ」による「少年マンガ・青年マンガ 上半期ランキング2022」(集計期間:2022年1月1日~5月31日)においては、発表された50位までに野球漫画の姿がない。創作のモチーフとしても、あるいは実際の競技としても、「野球」は「サッカー」と比較され続けてきたが、同ランキングでは5位に『ブルーロック』(原作:金城宗幸:漫画:ノ村優介)、6位に『アオアシ』(小林有吾)と、アニメ化も話題のサッカー漫画2作がランクインいるのが対照的だ。