カプコンは26日、2023年3月期の業績見通しを上方修正すると発表した。

 旧作のゲームソフトのダウンロード販売が好調なためという。7月時点の予想から、売上高は50億円、営業利益と純利益はともに20億円、それぞれ引き上げた。実現すれば、いずれも過去最高となる見通しだ。

 今年4~9月のソフト販売本数は、前年同期より150万本多い2130万本。このうち新作は、前年に人気シリーズの続編「バイオハザード ヴィレッジ」などが発売された反動から約22%減の525万本だった。

 一方、旧作は約22%増の1600万本と好調だった。過去5年間に発売された「モンスターハンター」などのシリーズ作品がよく売れているという。来年3月には「バイオハザード4」のリメイク版の発売を控えており、23年3月期は過去最高となる4千万本のソフト販売を見込んでいる。

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