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コメンテーターを務める玉川徹氏(番組公式サイトから)

玉川徹氏「羽鳥慎一モーニングショー」出演継続へ…19日朝に15日ぶり生出演で謝罪と経緯説明
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 安倍晋三元首相の国葬についてテレビ朝日系情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)で失言し、謹慎していた同局コメンテーターの玉川徹氏(59)が、今後も出演を継続する方向であることが18日、分かった。19日の同番組に15日ぶりに生出演し、謝罪の上、自らの口で経緯を説明する。

 同局関係者によると、社内では降板を求める声も多かったものの、これまでの玉川氏の功績を評価する意見も。6日には、早河洋会長や有識者からなる「放送番組審議会」が開かれたが、降板という結論には至らなかった。

 玉川氏は9月28日の同番組で、国葬で菅義偉前首相が読んだ弔辞が国民に絶賛されていることについて「僕は演出側の人間。テレビのディレクターをやってきましたから。そういうふうに作りますよ。政治的意図がにおわないように」と発言。その上で「当然これ、電通が入ってますからね」と指摘した。

 玉川氏は翌29日の番組で「事実ではありませんでした」と謝罪。だが社内外で怒りの声が噴出し、局では玉川氏を10月5日から10日間、出勤停止する謹慎処分に。番組責任者もけん責処分とした。

 玉川氏は同局の社員ながらも、同番組でレギュラーコメンテーターを務める。歯に衣(きぬ)着せぬ発言で注目を集めており、番組は同時間帯では民放トップの視聴率を誇る。同局関係者も「玉川さんは自ら進んで悪役をやってくれるので、番組が作りやすく重宝する存在。本来は物静かな人なのに、番組では身内の批判も平気でするから社内でも隠れシンパが多い」と明かす。

 番組関係者によると、玉川氏は今回の件を「かなり反省している」という。一度は出演継続となっても、世間の風向き次第で状況が変わる可能性もある。19日の発言に注目が集まる。

報知新聞社