現地時間10月16日に行なわれたプレミアリーグ第11節で、日本代表DF冨安健洋が所属する首位のアーセナルはアウェーでリーズと対戦。冨安は左SBでリーグ戦2試合連続スタメン出場を果たした。

 試合開始早々の2分、VARの機材トラブルによるアクシデントが発生。試合が一時中断し、両チームの選手たちが控室へ引き返す事態となった。

 約40分後に再開した試合の立ち上がりは、アーセナルは押し込まれる展開が続く。それでも、12分に右サイドでボールを受けたサカが、ドリブル突破からエリア内に侵入。クロスを狙ったが相手DFにブロックされた。

 22分には、マルチネッリのクロスからウーデゴーへとつなぎ、最後はガブリエウ・ジェズスが右足で狙ったが、惜しくも枠の上に外れた

 試合が動いたのは35分、アーセナルは敵陣で相手のサイドチェンジをカットすると、ショートカウンターからウーデゴーのスルーパスに反応したサカが、利き足ではない右足を一閃。強烈なシュートがネットに突き刺さり、先制点を奪った。このままアーセナルの1点リードで前半を終える。
 
 迎えた後半、46分にリーズのバムフォードにゴール前の混戦からネットを揺らされたが、その前にバムフォードのファウルが認められてノーゴールに。

 さらに53分にも、サリバがボールを奪われ、バムフォードが決定機を迎えたが、GKラムスデイルの好セーブでピンチを凌いだ。

 防戦一方のアーセナルは60分、ハリソンのクロスをサリバが手に当ててしまい、PKを与える。これをバムフォードが蹴ったが、ゴールの右に外れた。

 88分には左サイドを崩され、アーロンソンの折り返しをサマフィルが合わせたが、惜しくも枠の上に外れた。

 その後もアーセナルはリーズの猛攻を受けるも粘り強く守り、このまま試合終了。1−0で競り勝ち、リーグ戦4連勝達成して首位をキープ。ミッドウィークにはヨーロッパリーグを挟み、23日にはアウェーでサウサンプトンと対戦する。

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