2022年10月09日 6:30

美ST

前回ご登場いただいた2011年10月号から11年。ウエストがキュッとしまった30年前のドレスを着こなし、足元は10cmのピンヒール。傘寿を超えてなお輝きを増すデヴィ・スカルノ夫人の驚愕の美しさと元気の秘密は「自分に限界を作らず常に挑戦し続けること」でした。

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108歳まで生きるのが目標。死神が来てもハイヒールで蹴り飛ばします

「気に入ったジュエリーは、見た瞬間に、『私以外の世界の誰にもつけさせないわ』と思って、いつも即購入します」。今日つけているものは、ブレスレットのサファイア以外は、すべてタンザナイト。芦田淳さんのネイビーのドレスに合わせました。


《Profile》 1940年東京生まれ。’59年にインドネシアのスカルノ大統領と結婚。政変により、’70年に娘を連れてパリに亡命。社交界で「東洋の真珠」と呼ばれる。夫と死別後は、パリ、インドネシアで事業に専念。’91年にニューヨークに移住。60歳を機に日本に拠点を移し、テレビ出演のかたわら講演会や慈善活動を行う。Instagram @dewisukarno




美と健康のために悪いこと、全部しています。まず大酒飲み。昨夜もね、お食事会でシャンパンを何本空けたことかしら。夜中に帰宅して、宝石を外して顔を洗って寝たのは2時。今朝は7時に目が覚めていましたから、5時間しか寝ていません。毎日毎夜何十年もずっと睡眠不足です。問題も背負いきれないほど抱えています。それでも82歳の今も元気でいるのは、精神の持ち方以外ないと思うの。 私は美しいものが好き。音楽会、宝石、美しい景色、絵画……。お友達も綺麗な方ばかり。美にたくさん触れる生活をしています。毎日10回は感動していますわ。感動することは、何も難しいことではありません。テーブルの上に飾ったお花が綺麗、でもいいんです。周囲を見回し、ステキなアートや窓から見える木々や植物……感動するものはいっぱいあります。 多くの方は、毎日を生活していると思うけれど、私は毎日を生きている。その違いって、あなたわかるかしら?



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