9/16(金) 22:31配信
スポニチアネックス

「ひろゆき」こと、西村博之氏

 「2ちゃんねる」創設者で実業家の西村博之(ひろゆき)氏(45)が16日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)にリモートで生出演し、歩きスマホをめぐり持論を展開した。

 ひろゆき氏はGoogleのストリートビューで、パリ市内の歩道を歩いている様子が写されて話題になったが、その時に歩きスマホをしているように写っていることから、「歩きスマホやめてほしい」「迷惑だし危険です」と批判の声が上がった。これに対し、ひろゆき氏は「ゲームしないで歩くだけとか、人生の時間の無駄遣いだと思います」と反論ツイートし、批判を浴びていた。

 この日の放送でも、「不器用な人とか、自分が歩いてる速度が分からない人とか、そういう無能な人はやめた方がいいと思いますけど、ちゃんとコントロールできているんだったら、歩きスマホでもいいんじゃないかと思います」と、あらためて私見を語った。平石直之アナウンサーが「そのままの発言を見過ごすわけにはいかないということで、取り上げました」とお断りを入れた。

 番組には、護身術を専門にするヒーロ黒木氏が防犯の観点から、弁護士の藤吉修崇氏が法律の観点から、それぞれ歩きスマホの問題点を指摘した。黒木氏は歩きスマホで注意が散漫になっている人が犯罪のターゲットになりやすいとした。するとひろゆき氏は、被害者がカメラで加害者を撮影できる利点を挙げ、「警察に通報される可能性が高いので、スマホを持っている人の方が襲いづらいと思います」と、自らの考えを示した。

 対する黒木氏は、「論破王」の異名を持つひろゆき氏の影響力を懸念。「ひろゆきさんが“スマホは危険じゃないよ”と言えば、一部の人は信じてしまう。そういったご自身の影響力を少し考えていただけるとありがたい」と訴えた。また平石アナは、地図アプリを見ながら移動するケースなどもあるとし、「渋谷とか東京とかグチャグチャだから、地図アプリで見ながら進むみたいなところはある」と指摘。その上で、ひろゆき氏に「“ゲームやりましょう”みたいに感じられるから、そこは押さえておかないといけないなと思ったところです」と、表現に注意を払うようやんわり呼びかけていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0be6d0a89ea86fadafe6df9afe2591a95c740267