鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)、すぅ(SILENT SIREN)の歌声もAIで合成可能に。VoiSonaが正式リリース:
https://www.dtmstation.com/archives/57584.html

2022/09/01

以前、9月に正式リリースされると記事で紹介していたテクノスピーチのAI歌声合成ソフト、VoiSona(ボイソナ)が9月1日に正式リリースとなりました。WindowsおよびMacで動作するソフトであり、スタンドアロンで利用できるとともに、各種DAWのプラグインとしても使えるソフト。これまでβ版として公開されていましたが、今回正式版となり、機能もβ版からさらに進化しています。ソフト自体は無償で利用でき、標準ボイスライブラリである「知声(ちせい)」も無償で利用可能です。

(略)

※2022.9.1追記
サーバー障害のため、記事内記載の「さとうささら」については、9月1日18時時点でまだ提供が開始されていないようです(Tweet情報より)。
https://twitter.com/VoiSonaOfficial/status/1565259161763741696

(略)

--そして、今回驚いたのは、やはり鬼龍院翔さんやすぅさんの歌声の発表です。これまで歌声合成というと、声優さんがキャラクタを演じる形が多かったと思います。
塚田:以前にも少しお話をしたことがありましたが、音声合成の性能向上により、いずれ声の主である演者さんの声との区別がつかなくなったときに、音声合成が演者さんの敵になるのではなく、分身となって仕事をしてくれる相棒となるのが理想だと考えています。そうしたコンセプトや、VoiSonaで広がる創作の可能性について、鬼龍院翔さん、そしてすぅさんにお伝えしたところ、賛同をいただくことができ、今回発表させていただくことになりました。お二人のソングライブラリについては現在制作にはいったところで、年内をメドにリリースできればと思っています。

https://www.dtmstation.com/wp-content/uploads/2022/08/photo.jpg

龍院翔さん(左)やすぅさん(右)のVoiSonaソングライブラリを現在開発中で、年内リリース予定となっている

--金額的にはどうなるのでしょうか?また、鬼龍院翔さんやすぅさんの声で作成したボーカルを、商用で利用することは可能なのですか?
塚田:両ボイスライブラリとも、価格はさとうささらと同様、いずれも年額6,600円(税込)/月額880円(税込)で、これは合成音声波形利用料を含むという位置づけです。そのため、一部例外項目はございますが、基本的にはユーザーの皆様に個人利用、商用利用を問わず、また弊社へ個別の許諾申請などなしに合成音声波形をご活用頂けるようになっております。そして、この売上金額の一部が演者さんにフィードバックされる仕組みになっています。

--これまでになかった新しいビジネスモデルですよね。従来の歌声合成だと、製品開発時の収録代として演者に支払われていたと思いますが、そのキャラクタが大ヒットしたとしても、追加で支払われることはなかった。それが変わる、と。今後もラインナップは増えていくのでしょうか?
塚田:前回インタビューでも触れさせて頂いた通り、知声の英語版をリリースする予定です。また、さとうささらに続く、CeVIO AIのボイスライブラリのクロスプラットフォーム化も企画しているところです。そしてもちろん、鬼龍院翔さん、すぅさんに続くVoiSonaオリジナルのボイスライブラリについても、すでにいくつか着手しているので、ぜひ期待していてください。

(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)