落合博満氏が選ぶ歴代ベスト9
「俺の名前は入れようがない」なぜ?オレ流のこだわり選考基準


現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が24日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。

「野球人・落合博満が選ぶベストナイン」と題し、日本プロ野球界で“オレ流”の基準で選んだ「歴代最強メンバー」を発表した。


自身の名前は何番目に入ってくるか?と聞かれると「俺の名前は入ってこないよ」と即答。
「ファースト、セカンド、サードの3つのポジションを守っているから。試合数が分散されるってのもあるしね。どこに入れる?入れようがないじゃない」と話した。

スタッフが、DHは(落合さんで)どうですか?と問うと、「DHは門田(博光)さんだよ。DHを守備してる人にさせるってのは、俺の野球の中には考えられないね」ときっぱり言い切った。


今のメンバー以外で悩んだ選手はいないのかという問いには、「考えなきゃいけなかったのはショートだけなんだ。あとはすんなり決まってる」と答え、何人くらいと聞かれると、
「広岡(達朗)さん、吉田(義男)さん、藤田平さん、それと松井稼頭央と。まあそのくらいかな。必ずショートで迷うんだ。記憶に残るか、数字で残るかであれば、数字で残したベストメンバーですよ」と話した。


ショートの守備だけなら?という問いには「広岡さんになるんじゃない?でも年数が短いからね(現役13年)。広岡さんの守備は突出してたっていう話だよ。うん。まあ実際テレビでちょこっと見たくらいなんだけどね。小さい時にね」と答え、ショートでキャリアを重ねることの難しさを加味した結果の松井稼頭央(日米で現役24年)選出だと明かした。

「人それぞれが選ぶ(ベストナインの)候補だから、人がどういう選び方するかは、その人に任せればいいんであってね。俺の中ではこのメンバーですよ」と締めた。


【落合博満氏が選ぶ日本プロ野球歴代ベストナイン】

投 金田 正一

捕 野村 克也

一 王  貞治

二 高木 守道

三 長嶋 茂雄

遊 松井稼頭央

左 張本  勲

中 福本  豊

右 イチロー


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