ベースボールマガジン社「日本プロ野球トレード大鑑」(2001年2月20日発行)に掲載された落合博満氏インタビューの概要は次の通り。
1.そもそも清原獲得を進言したのは自分。
2.長嶋監督は清原獲得に消極的だった。
3.清原は年齢的に自分と松井の間でちょうどいいし、清原が実際に来ることになった時は、自分が四六時中チェックして再生させようとも考えていた。
4.清原のポジションは、日本シリーズで経験のあるサードを任せればいいと思った。
5.ところが、清原がファーストを志願したり、その他諸々の要素で、球団が自分の処遇に困ってしまった。
6.自分はベンチに座っているつもりはないので「自由契約にしてください」と言ったまで。

3と4は一選手としては僭越な事だと思う。清原も表向きファースト志願と言いながら、実は、四六時中、落合にチェックされるのを嫌がり、それが球団フロントの構想とも合致して、5、6のような結果になったのではないかな。