ダルビッシュ有、6回0/3を4失点6敗…9K止まりで野茂の2ケタKの記録更新はお預け

◆米大リーグ ナショナルズ4―3パドレス
(13日・ワシントン=ナショナルズ・パーク)

 パドレスのダルビッシュ有投手が13日(日本時間14日)、敵地のナショナルズ戦に先発。一時は3点リードしていたが、6回に連続アーチを浴び、7回先頭打者に三塁内野安打を許し降板。2番手ガルシアが勝ち越しを許し、今季6敗目(10勝)を喫した。6回0/3を104球を投げ7安打4失点で防御率は3・40となった。

 初回、先頭のロブレスを10球粘られたがスライダーで空振り三振に仕留めると2番ボイト、4番Y・ヘルナンデスとアウトはすべて空振り三振。2回以降も好調な投球で5回まで3安打7奪三振で無失点。マチャド、プロファーらの本塁打で3―0とリードしていた。

 そんな試合が暗転したのが6回だ。2アウトからクルーズに左前安打、続くY・ヘルナンデスに初球の96マイル(約154キロ)の直球を左翼席に浴び1点差。続くメネセスは1―2と追い込んでから投げたスプリットを左翼ポール際に叩き込まれあっという間に追いつかれた。

 ダルビッシュは日米通算101回の2ケタ奪三振をマークし、野茂英雄と並んでいた。この日も9個奪ったが、もう1個とれずに、記録更新は次回以降の登板に持ち越しとなった。

https://hochi.news/articles/20220814-OHT1T51065.html