キャスターの宮根誠司が28日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。自民党議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係性を示す情報が続々と報じられる中で、党が率先して解明して自浄作用を発揮することを求めた。

 番組では、自民党本部の職員によると、国会議員は年間1000人の党員獲得がノルマとして課され、党員を集められない議員が旧統一教会に信者が党員となってもらうようにお願いするケースがあるという。

 また自民党では二之湯国家公安委員長や岸防衛相が旧統一教会関連団体のイベントにかかわったことを認めている。

 これらを受け、宮根は「憲政史上もっとも長く務めた総理が教団に倒れた。山上容疑者の犯行は許されない。ただその背景に旧統一教会があるとするなら、僕は自民党は国葬まで提案しているんですから、率先して解明していく、自民党がリーダーシップをとっていくのがしかるべき方法じゃないかと思う」と力強く語った。

 統一教会の問題を長年取り組んでいる紀藤正樹弁護士は、「(統一教会は)外国発の宗教団体なんですよ。外国に本部があって韓鶴子氏が総裁の団体。韓国の極右的な団体なんですよ。北朝鮮ともつながりがあるとなると、日本の危機管理上、統一教会の方に、あるいは北朝鮮や韓国の極右の方に抜けていないかと懸念されることを考えないと自民党の自浄作用で検証してもらわないといけない」と同調した。

デイリー

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