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2022/07/24 08:00

23日放送『マツコ会議』(日本テレビ系)に人気漫画家・東村アキコ氏が登場。名作コミック『ガラスの仮面』(白泉社)の秘話を明かし、同作のファン・マツコ・デラックスを楽しませた。
中略

テレビ・マンガ業界の時代の変化を語りながら、どれだけ時代が変わっても「突出してみんなが見る特別なものってあるんですよ、漫画のなかにも。昔からやってる先生のものを『この人のだけは本を買って読む』っていう人っていて。(自分も)そのポジションになるしかないなと思ってるんですけど」と東村氏は言及。

マツコは「そうね、だから私、いまだにガラスの仮面の新刊を楽しみに待ってるわけだから」と賛同し、「ガラスの仮面終わる前に死んじゃうんじゃないかって不安がね」と苦笑する。

美内すずえ氏の描く『ガラスの仮面』は1976年から連載スタート、休載を繰り返しながら2012年までに単行本49巻まで発売。しかし2018年に掲載していた『別冊花とゆめ』が休刊し、ファンは復活を待ち望んでいる状況だ。

東村氏は「あれは、もう漫画業界初の三世代を待たせている漫画」と同作を評価。美内氏の仕事場を訪ねたこともあり、「めっちゃ優しいんですよ」と当時の美内氏の印象を吐露する。

また、同作では「ショックを受けたキャラクターが白目になる」美内氏独特の表現があるが、それをマネしていた東村氏が「すみません。私マネさせていただいてます」と謝罪したところ、「あれ楽やろ−。楽やねん」と返してくれたと楽しげに語った。東村氏だけでなく多くの漫画でもマネ・パロディされているショック時の白目。美内氏と親交のある東村氏だからこその貴重な『ガラスの仮面』の裏話に、マツコも大爆笑だった。